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2022.06.04

選手情報

ルード、初のグランドスラム決勝進出、決勝は「ナダル・アカデミーの生徒として、全力で戦う」[全仏オープン]

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ルードが憧れのナダルとの決勝を実現

現地6月3日、「全仏オープン」男子シングルス準決勝、第8シードのキャスパー・ルード(ノルウェー/世界ランク8位)と第20シードのマリン・チリッチ(クロアチア/同23位)が対戦。ルードが3-6、6-4、6-2、6-2で勝利し、キャリア初のグランドスラム決勝進出を決め、「今年最高のプレーができた」と喜びを語った。

【動画】“正にスーパーショット!!”ルードが見せたポール回し

準決勝では躍進の18歳、ホルガー・ルーネ(デンマーク/同40位)を倒して初のグランドスラム4強入りを果たしたルードと、4回戦で第2シードのダニール・メドベデフ(同2位)を、準々決勝で第7シードのアンドレイ・ルブレフ(同7位)を倒して準決勝に勝ち進んできたチリッチの戦い。

試合はルードのサービスゲームからスタート。まずは互いにキープとなる。ルードがストローク戦でいい形を作れば、チリッチもサーブ、回り込みフォア、バックハンドのダウン・ザ・ラインなど、互いに持ち味を発揮する。先にチャンスを握ったのはルード。チリッチサーブの第4ゲーム、2本のスマッシュミス、ダブルフォールトで30-40とされる。しかし、4度のブレークポイントもビッグサーブを活かして凌ぐ。

チリッチは第6ゲームでも、デュースとなるが、ここもサービスで押し込んでキープに成功。すると、直後のゲームで30-40とチャンスがやって来る。ここでワイドのサーブに対して、クロスへのリターンエース。ワンチャンスをものにし、チリッチが先にブレークし、4-3とする。さらにチリッチは、第9ゲームでもブレーク。6-3で第1セットを先取する。このセット、チリッチは、アンフォーストエラーが14本とルードより9本多くなってしまったが、ウィナーはルードより12本多い15本。うまく攻めてセットをものにした。

第2セット第2ゲームを苦しみながらキープしたルード。直後のゲームで0-40とブレークチャンスを迎えると、チリッチのミスを引き出して先にブレークする。その後は、キープが続く展開となり、5-4で迎えたルードのサービング・フォー・ザ・セット。ミスが重なって0-40としてしまうが、ここから5連続ポイント。第2セットは6-4でルードが奪う。プレーの流れが良くなるルード、第3セット第1ゲーム、第3ゲームとブレークに成功し、開始から4ゲーム連取する。ところが、第6ゲーム15-15となったところで、女性がコートに乱入。試合がストップとなり、選手がコートを離れるというトラブルが発生する。試合再開後、チリッチはブレークバックできず。6-2で第3セットもルードがセットを連取した。

ミスも出るが、それ以上に攻撃的なショットでウィナーを狙うスタイルのチリッチ。ルードのディフェンスが良くなったことで、ポイントが奪えなくなり、特にリターンゲームでは、ポイントが簡単に奪えなくなる。あとがなくなった第4セットだが、第1ゲーム、第5ゲームでブレークを許す。ルードは第6ゲームをキープすると、5-1で迎えたサービング・フォー・ザ・マッチをキープ。最後はサービスエースで決めた。

オンコート・インタビューでルードは「良い試合ができた。第2セットでブレークできて良かった。今年最高のプレーができた。そのパフォーマンスに満足している」とまずコメント。メンタルの点について聞かれると「子供の頃は、それが原因でプレーも見出していた。けど、少し大人になった。ラファ(ナダル)を見て色々と学んだんだ。彼は模範的な選手で、絶対にあきらめたりはしない。彼にずっと憧れてきた。ビッグ3としてまだ頑張っているラファと、グランドスラムの決勝で試合ができるなんて最高だよ。彼は何度も経験しているけどね。彼のアカデミーの生徒として、全力で戦うよ」と語った。

コメントにもあるとおり、日曜日の決勝では、ルードが「ずっと憧れてきた」と語る第5シードのラファエル・ナダル(スペイン/同5位)と対戦する。



■全仏オープン2022
日程/2022年5月22日(日)〜6月5日(日)
開催地/フランス・パリ:ローランギャロス
賞金総額/4,360万ユーロ(約59億円)
男女シングルス優勝賞金/220万ユーロ(約3億円)
サーフェス/クレーコート

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