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2022.06.07

選手情報

19歳ラドゥカヌ、コーチ探しについて「この決断には時間をかけたい」

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現在は協会のサポートを受けながら大会に出場しているラドゥカヌ

6月6日、19歳のUSオープン女王エマ・ラドゥカヌ(イギリス/世界ランク11位)が、新コーチ探しについて「この決断には時間をかけたい」と語ったと、海外メディアが報じている。

【動画】“19歳のUSオープン女王”ラドゥカヌ同大会での練習風景

WTA250「ロスシー・オープン・ノッティンガム」(イギリス・ノッティンガム)にワイルドカード(主催者推薦)で出場するラドゥカヌは、「私の周りには、今までと同じく良い人間がいてくれている。だから急ぐ必要がないの。私はまだ19歳で、すでにグランドスラムを優勝している。だから、時間をかけてものごとを進めていくことができるわ。決してモチベーションが低いといったことではないの」と現状でも悪くない環境にいるため、急いで探す必要はないのだという。

「ロスシー・オープン・ノッティンガム」は、昨年ラドゥカヌがWTAツアーデビューを果たした記念すべき大会。その際は1回戦敗退となったが、かつてアナ・イワノビッチなどを指導したナイジェル・シールズの指導を受けていたラドゥカヌは、ワイルドカードで出場したウィンブルドンで4回戦に駒を進めている。

しかし、大会後にはアンドリュー・リチャードソンをコーチに変更。USオープンでは、予選から勝ち抜いて優勝を果たすという史上初の偉業を成し遂げたものの、同コーチと契約更新をせず。11月にアンゲリーク・ケルバー(ドイツ)を世界1位へ押し上げたトーベン・ベルツをコーチにし、今年4月末に関係を解消。その後は、LTA(ローンテニス協会)のイアン・ベイツ氏のサポートを受けながら大会出場を続けるなど、この1年で4人のコーチから指導を受けている。

 

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写真=田沼武男