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2022.06.09

選手情報

19歳アルカラスがウィンブルドン前哨戦を欠場「肘の問題で出場できない」

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アルカラスが肘の問題で前哨戦を欠場。ウィンブルドンはぶっつけ本番か

世界ランク7位のカルロス・アルカラス(スペイン)は、6月9日に自身のツイッターを更新。肘に問題があるとして、ウィンブルドン前哨戦となるロンドン・クィーンズ大会を欠場することを明らかにした。

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初出場となる予定だった19歳のアルカラスは、自身のSNSで「みんなも知っているように、僕はクィーンズでプレーすることをすごく楽しみにしていたんだ。けれど、肘の問題で出場できなくなった。2023年に出られるように望んでいるよ。数日後、イギリスで会おう」と、13日に開幕する「シンチ選手権」(イギリス・ロンドン/ATP500)を欠場すると発表した。

また、19日からのATP250マヨルカ、20日からのATP250イーストボーン大会にもエントリーしていないため、2度目のウィンブルドンはぶっつけ本番で臨むことになるだろう。

今シーズン、「マイアミ・オープン」や「ムチュア・マドリード・オープン」のATPマスターズ1000を2大会制するなど、すでに4勝を挙げているアルカラスは、「全仏オープン」でもグランドスラム2度目のベスト8入り。

準々決勝でアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同3位)に4-6、4-6、6-4、6(7)-7で敗れたものの、「準決勝に進出するのも、グランドスラム制覇するのもそう遠くはない。この教訓を生かしたい。次は、グランドスラムで優勝したり準決勝に進出できるレベル、自信がある」と強気な発言を残している。

芝大会のツアー出場は昨年のウィンブルドンとわずか1大会だが、アルカラスなら何か起こしてくれそうな期待感もある。ひとまず体のケアをして、万全な状態でウィンブルドンに挑んでもらいたい。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma