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2022.06.14

選手情報

マレーがシンチ選手権を欠場「腹部の負傷のためクィーンズ大会を欠場します」

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前週決勝進出も左股関節を痛めていたマレーが母国大会を欠場

6月14日、ATP500「シンチ選手権」(イギリス・ロンドン/6月13日〜19日)は、アンディ・マレー(イギリス/世界ランク47位)が腹部の負傷のため、欠場すると発表した。

【動画】マレー対ベレッティーニ「ボス・オープン」決勝ハイライト

前週開催の「ボス・オープン」(ドイツ・シュツットガルト/ATP250)、準々決勝で第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ/同6位)を、準決勝でニック・キリオス(オーストラリア/同65位)を破って今年1月のATP250シドニー大会以来となる決勝進出を果たしたマレー。しかし、決勝ではマッテオ・ベレッティーニ(イタリア/同10位) に4-6、7-5、3-6で敗戦。試合終盤には、左股関節の治療を受けていた。

現地13日に検査を行ったマレーは、「今日の午後に検査をした結果、腹部の負傷のためクィーンズ大会を欠場する。この大会は、私にとってとても重要な大会で特に芝の大会で良い試合をこなしたのに、出場できないのは残念だ」と声明を発表している。マレーは2018年、2019年と2度に渡って股関節の手術を受けており、シュツットガルト決勝では同箇所を痛めたが、欠場の要因となった腹部は第3セットでサーブを打った際に痛めたと見られ、トレーナーを呼んでいる。

マレーにとって、本命となるのは6月27日開幕のウィンブルドン。そこまでに腹部、股関節の状態が良くなることを祈りたい。

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写真=田沼武男