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2022.06.16

選手情報

ラドゥカヌ、ウィンブルドン前にHSBCと新たなパートナーシップを契約「ワクワクしている」

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ラドゥカヌ「共に働きチャンスを広げる」

6月16日、女子世界ランク11位のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)は、国際的な銀行であるHSBCとパートナーシップを結ぶことを発表した。

【動画】ラドゥカヌ、自身のSNSでパートナーシップを発表「家族の一員になれることは大きな意味のあること」

昨年のUSオープンで史上初となる予選から10連勝を飾って優勝を成し遂げたことで一躍有名になったラドゥカヌ。母国イギリスに本社を置き、ウィンブルドンのパートナーでもある国際的な銀行のHSBCと4年間の契約を結んだ。

契約にあたり、ラドゥカヌは自身のSNSで「共に働き、チャンスを広げるわ。HSBCと一緒に私の旅の次の段階を始めることにワクワクしている」と綴り、動画を投稿。

その中で「『HSBC Road to Wimbledon』(イギリスのジュニア大会)では、初めて芝生のコートでプレーしたので、とても貴重な体験だったし、テニスを学ぶ上で大きな役割を果たしたわ。様々な国や都市を旅することで異なる文化に触れることができる」と述べ、テニス界にも大きく貢献している企業とパートナー関係になることを喜んだ。

また、「もし私がテニス選手じゃなかったら、間違いなく金融業界で働きたいと思っていた。この先、この業界についてさらに学ぶことにワクワクしているし、金融教育など若者を支援する取り組みに携わるのが楽しみ」と述べている。

USオープンの優勝以降、ボーダフォンやブリティッシュ・エアウェイズ、ティファニー、エビアン、ポルシェ、ナイキ、ディオールなど次々と契約を結んでいるラドゥカヌ。今年に入り、度重なるケガで満足のいく結果は残せていないが、また一つ大きなサポートを味方に、グランドスラムチャンピオンとして戻るウィンブルドンで躍動する姿を見せてくれることを期待したい。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma