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2022.06.21

選手情報

マレーが腹部の負傷について「治ってきているが、まだ完璧ではない」と告白

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マレーは、ウィンブルドンに出場できるのか?

6月21日、アンディ・マレー(イギリス/世界ランク51位)は、自身が着用するウエアメーカーの発表会に出席。腹部の負傷について「治ってきているが、まだ完璧ではない」と語ったとイギリスメディアが伝えている。

【動画】マレーがAMCブランドと撮影した動画をチェック

6月6日から開催されたATP250「ボス・オープン」(ドイツ・シュツットガルト)で、マレーは準々決勝で第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ/同6位)を、準決勝でニック・キリオス(オーストラリア/同45位)を破って今年1月のATP250シドニー大会以来となる決勝に進出。しかし、決勝のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア/同11位)との試合中に腹部を負傷し4-6、7-5、3-6で敗れた。前週開催のATP500「シンチ選手権」(イギリス・ロンドン)を欠場している。

「今週は、ポジティブなこととネガティブなことの両方があった。ポジティブなことは練習できたこと。でも、(腹部の問題で)練習できないショットもあった。試合では必要なショットだから、練習しないわけにはいかない。残り数日で、改善されてテストできる機会があるといいんだが」と語ったというマレー。“試合で必要なショット”の例として挙げたのが、ベレッティーニ戦で打つことができなかったサーブなのだという。

マレーは2018年、2019年と2度に渡って股関節の手術を受けており、シュツットガルト決勝では同箇所を痛めたが、欠場の要因となった腹部は最終セットでサーブを打った際に痛めたと見られ、トレーナーを呼んでいる。

5月1週目に開催されたATPマスターズ1000「マドリード大会」にはワイルドカードで出場したものの、グラスシーズンで結果を出すためにクレーシーズンのほとんどを欠場したマレー。来週月曜日から開催となるウィンブルドンには間に合うのか。本人も語る、今後数日での回復具合が気になるところである。
 

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写真=田沼武男