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2022.06.24

選手情報

西岡良仁は初戦で世界48位ルースブオリ、ダニエル太郎は世界36位バエズと対戦。ウィンブルドン男子シングルス組み合わせが発表

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西岡良仁は世界48位ルースブオリ、ダニエル太郎は世界36位バエズと対戦

6月27日に開幕する「ウィンブルドン」の男女シングルス組み合わせ抽選会が、24日に行われた。日本人男子では、西岡良仁(ミキハウス/世界ランク101位)がエミル・ルースブオリ(フィンランド/同48位)と、ダニエル太郎(エイブル/同123位)が第31シードのセバスチャン・バエズ(アルゼンチン/同36位)と1回戦を戦うこととなった。

【画像】6月27日開幕!「ウィンブルドン」男子シングルス組み合わせ

4大会連続5度目のウィンブルドン本戦出場となる西岡は、初戦でルースブオリと対戦。過去2度の対戦があるが、いずれもルースブオリがストレート勝利を飾っている。

西岡は、クレーコート・シーズンではATP250ミュンヘン大会で予選を勝ち抜いて本戦入りを果たしたものの、全仏オープンまで本戦で勝利を挙げることはできず。芝シーズンは、ATP250イーストボーン大会に出場を予定していたものの、発熱のため欠場。ウィンブルドンはぶっつけ本番となる。

また、4年ぶり4度目のウィンブルドン本戦出場となるダニエルは、バエズと初対戦。

今年1月の全豪オープンで自身初となるグランドスラム3回戦に進んだダニエルは、全仏オープンでは惜しくも初戦敗退。その後、チャレンジャー大会でベスト8入りし、芝シーズンを迎えた。

初戦のATP500ロンドン大会では予選1回戦で敗れたものの、ATP250マヨルカ大会ではウィンブルドンでベスト16入りも果たしたことがあるデニス・クドラ(アメリカ/同78位)を下し本戦入り。本戦1回戦ではロベルト・バウティスタ・アグ(スペイン/同20位)に善戦したものの4-6、6(4)-7と敗れている。ウィンブルドン初勝利を挙げることができるだろうか。

上位4シードは、第1シードにノバク・ジョコビッチ(セルビア/同3位)、第2シードにラファエル・ナダル(スペイン/同4位)、第3シードにキャスパー・ルード(ノルウェー/同5位)、第4シードにステファノス・チチパス(ギリシャ/同6位)となっている。

第5シードの19歳、カルロス・アルカラス(スペイン/同7位)は、初戦でヤン・レナード・ストルフ(ドイツ/同158位)と対戦。ジョコビッチと同じトップハーフに入り、それぞれが勝ち上がれば準々決勝で対戦の可能性がある。また、ウィンブルドンを2度制しているアンディ・マレー(イギリス/同51位)も、トップハーフに入り初戦でジェームス・ダックワース(オーストラリア/同77位)と対戦。順当に勝ち上がれば、2回戦で第20シードのジョン・イズナー(アメリカ/同25位)、3回戦で第10シードのヤニック・シナー(イタリア/同13位)と対戦する可能性がある。

なお、1月に左股関節の手術を行った錦織圭(ユニクロ/同116位)や全仏オープンで負傷したアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同2位)、同大会を8度制しているロジャー・フェデラー(スイス/同96位)らが欠場。ロシアによるウクライナ侵攻を受け、同大会はロシアとベラルーシ選手の出場を拒否しており、現世界ランク1位のダニール・メドベデフや同8位のアンドレイ・ルブレフらも不在となった。また、同大会のATPランキングポイントの付与も行われないことが決まっている。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma