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2022.07.09

選手情報

女子決勝ジャバー対リバキナは日本時間22時開始、上地結衣が女子単決勝に、国枝慎吾が男子複決勝に挑む[ウィンブルドン]

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女子シングルスはどちらが勝ってもグランドスラム初優勝

7月9日、ウィンブルドン13日目、第3シードのオンス・ジャバー(チュニジア/世界ランク2位)と第17シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン/同23位)による女子シングルス決勝が行われる。どちらが勝っても初のグランドスラム優勝。新たな歴史が生まれる瞬間である。そして車いすテニスでは、第2シードの上地結衣(三井住友銀行/同2位)が女子シングルス決勝に、国枝慎吾(ユニクロ/ダブルス同10位)が男子ダブルス決勝に挑む。

【試合予定】ウィンブルドン2022、女子決勝は日本時間22時開始 [7/9オーダー・オブ・プレー]

ジャバーとリバキナの女子シングルス決勝は、センターコート第1試合(日本時間22時開始予定)で行われる。両者の対戦成績は、ジャバーの2勝1敗。昨シーズン2度の対戦があり、いずれもジャバーが勝利している。

「リバキナは、アグレッシブな選手。少し時間を与えると、ポイントを奪われてしまう。何度も対戦していて、それはわかっている。おもしろい試合になると思う」とリバキナを警戒するジャバー。一方、リバキナは「彼女は本当に良い選手で、とてもトリッキー。彼女のドロップショットやボレーを相手にするのは簡単なことではない。素晴らしい試合になると思うし、自分もベストを尽くしたい。すでに多くのことをやってきたし、あとはコートでラリーを楽しむだけね」と決勝に向けて語っている。どちらが勝っても初のグランドスラム優勝。歴史が生まれる瞬間を見届けたい。

コート3第1試合(日本時間19時開始予定)では、上地は第1シードの女王、ディーデ・デグロート(オランダ/同1位)と対戦する。デグロートは準決勝、ワイルドカード(主催者推薦)で出場の大谷桃子(かんぽ生命保険/同6位)を6-1、6-0で下している。対戦成績は上地の15勝30敗。昨年2月のメルボルン大会で勝利して以来12連敗中となっているだけに、このウィンブルドンでリベンジを果たしたいところである。

そして同コート第2試合では国枝(ダブルス同10位)/グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン/同3位)ペアが、第1シードのイギリスペア、アルフィー・ヒュウェット(同1位)/ゴードン・リード(同2位)とのダブルス決勝に挑む。全仏オープン決勝で対戦した際には6(5)-7、6(5)-7で惜敗となっている。

今回新設された14歳以下ジュニアの部・女子では市岡梓奈(グリーンテニスプラザ)が、コート5第2試合に登場。プレーオフ準決勝に挑む。



■ウィンブルドン2022
[THE CHAMPIONSHIP WIMBLEDON]
・大会日程/2022年6月27日(月)〜7月10日(日)
・開催地/イギリス・ウィンブルドン:オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(時差8時間)
・賞金総額/4,035万ポンド(66億6,160万円)
・男女シングルス優勝賞金/200万ポンド(3億3,030万円)
・サーフェス/グラス(芝)コート
・TV中継・放送予定/WOWOW、NHK

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