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2022.07.09

選手情報

上地結衣、絶対女王のデグロートに敗れウィンブルドン初優勝ならず[ウィンブルドン]

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上地結衣、デグロートに敗れウィンブルドン初優勝はお預け

7月9日、ウィンブルドン車いすテニス女子シングルス決勝が行われ、第2シードの上地結衣(三井住友銀行/世界ランク2位)は、第1シードのディーデ・デグロート(オランダ/同1位)と対戦。4-6、2-6で敗れ、ウィンブルドン初優勝とはならなかった。

【動画】上地結衣、ウィンブルドン初優勝ならず 決勝マッチハイライト

6大会連続でウィンブルドン出場となった上地は、準々決勝、準決勝と快勝しウィンブルドンで初めて決勝に進出。グランドスラム8大会ぶりのシングルス優勝とともに、生涯グランドスラムを狙う。

対する世界1位のデグロートは、2021年全豪オープンから6大会連続でグランドスラムを制している女子の車いすテニス界に君臨する絶対女王で、2021年2月からマッチ60連勝中。

両者の対戦成績は、30勝15敗でデグロートが勝ち越している。

第1セット、上地はラリー戦に持ち込んで崩しにかかる。だが、デグロートもテンポの速い攻撃やスライスの浅いショットを織り交ぜ、上地に万全の態勢で打たせず。上地は1-5とリードを広げられてしまう。その後、4-5に追いついたものの、第10ゲームでこのセット4度目のブレークを許して、第1セットを落とした。

続く第2セットも先に2度のブレークをされ、0-4となった上地。ここでサービスを破り、1ブレーク差にしたが、2-5で迎えたサービスゲームをキープできず、ウィンブルドン初優勝とはならなかった。

デグロートは大会連覇を達成するとともに通算4度目のウィンブルドン優勝。グランドスラムも2021年全豪オープンから7大会連続で制し、同大会から続いている連勝を61に伸ばした。


■ウィンブルドン2022 [THE CHAMPIONSHIP WIMBLEDON]
・大会日程/2022年6月27日(月)〜7月10日(日)
・開催地/イギリス・ウィンブルドン:オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(時差8時間)
・賞金総額/4035万ポンド(66億6160万円)
・男女シングルス優勝賞金/200万ポンド(3億3030万円)
・サーフェス/グラス(芝)コート
・TV中継・放送予定/WOWOW、NHK

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma