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2022.07.09

選手情報

リバキナが第2セットを奪い返す! 決着は最終セットに突入[ウィンブルドン]

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グランドスラム初優勝の行方は最終セットへ

現地7月9日、ウィンブルドン女子シングルス決勝が行われ、第3シードのオンス・ジャバー(チュニジア/世界ランク2位)と第17シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン/同23位)が対戦。第1セットを3-6で失ったリバキナが、第2セットを6-2で奪い返し、最終セットへもつれた。

【写真】リバキナ写真館(写真7点)

第1セットではアンフォーストエラーが17本とジャバーの守りに苦しんだリバキナは、第2セットでは自慢の強打が炸裂。

第1ゲームでこの試合初めてのブレークに成功すると、その後もジャバーに度々ブレークポイントを握られたが、しっかり振り切ったストロークでリードを守っていく。ドロップショットの反応も良く、ジャバーに流れを渡さない。第5ゲームでもブレークしたリバキナが、4-1と突き放すと、6-2で第2セットを奪い、最終セットに持ち込んだ。

今大会、ジャバーは初戦からストレート勝ちでベスト8入りを果たすと、準々決勝のマリー・ボウズコワ(チェコ/同66位)戦、準決勝のタチアナ・マリア(ドイツ/同103位)戦とフルセットの戦いを制し、アフリカ大陸出身では初めてのグランドスラム決勝に進出した。

一方、リバキナが落としたセットは、準々決勝のアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア/同44位)戦で落とした1セットのみ。準決勝では2019年大会の女王、シモーナ・ハレプ(ルーマニア/同18位)を下し、カザフスタン人選手として初めてグランドスラムタイトルをかけて戦う。



■ウィンブルドン2022
[THE CHAMPIONSHIP WIMBLEDON]
・大会日程/2022年6月27日(月)〜7月10日(日)
・開催地/イギリス・ウィンブルドン:オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(時差8時間)
・賞金総額/4,035万ポンド(66億6,160万円)
・男女シングルス優勝賞金/200万ポンド(3億3,030万円)
・サーフェス/グラス(芝)コート
・TV中継・放送予定/WOWOW、NHK

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