2022.07.10

ジョコビッチが第2セットを奪い返す。キリオスとの決勝戦はセットカウント1-1に[ウィンブルドン]

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ジョコビッチが第2セットを奪い返す

ウィンブルドン大会最終日となる7月10日、男子シングルス決勝が行われ、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア／世界ランク3位)とニック・キリオス(オーストラリア／同40位)が対戦。第1セットを4-6で失ったジョコビッチが、6-3で奪い返した。

【写真】第2セット第4ゲーム、ジョコビッチはキャリア初めてキリオスからブレーク

男子では歴代最多32度目のグランドスラム決勝に進み、大会4連覇と7度目のウィンブルドン制覇を狙うジョコビッチ。第1セットではブレークポイントを握れず4-6で失ったが、第2セットではキリオスよりも先に攻撃を仕掛ける。

ジョコビッチは、第2セットの立ち上がりで第1セット後半から調子の上がってきたサーブでキープ。だが、それはキリオスも同じ。3連続でサービスエースを放つなど、ジョコビッチにペースを握らせない。

その中、第4ゲームでリターンを確実に返球していったジョコビッチが、ラリー戦で先に仕掛けて0-40とこの試合初めてのブレークポイントを握る。その最初のチャンスでジョコビッチのショットがネットイン。運も味方につけ、ブレークに成功し3-1とする。

直後の第5ゲームをデュースに持ち込まれながらもキープしたジョコビッチは、第7ゲームでも15-30とプレッシャーのかかる場面を迎えたが、コーナーにサーブを決めてキリオスの反撃の芽をつぶしていく。

1ブレークアップをキープしたジョコビッチが6-3で第2セットを奪い返した。

■ウィンブルドン2022 [THE CHAMPIONSHIP WIMBLEDON]
・大会日程／2022年6月27日(月)〜7月10日(日)
・開催地／イギリス・ウィンブルドン：オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(時差8時間)
・賞金総額／4035万ポンド(66億6160万円)
・男女シングルス優勝賞金／200万ポンド(3億3030万円)
・サーフェス／グラス(芝)コート
・TV中継・放送予定／WOWOW、NHK

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写真=田沼武男

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