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2022.07.29

選手情報

日比野菜緒、約1年3ヵ月ぶりにツアー8強!アウェイの地で元全仏女王のクレチコワに逆転勝ち[プラハ・オープン]

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日比野菜緒、元世界ランク2位で前年覇者のクレチコワに逆転勝ち

現地7月28日、「ライブスポーツ・プラハ・オープン」(チェコ・プラハ/WTA250)シングルス2回戦が行われ、ラッキールーザーで本戦入りしている日比野菜緒(ブラス/世界ランク251位)が、元世界ランク2位で第2シードのバルボラ・クレチコワ(チェコ/同18位)を3-6、7-6(5)、6-3で下し、約1年3ヵ月ぶりにツアー8強入りを果たした。

【動画】日比野菜緒が元世界2位から金星! 喜びの声をあげた勝利の瞬間

今大会、日比野は予選決勝で敗れたものの、ラッキールーザーで本戦入り。1回戦でミハエラ・ブザルネスク(ルーマニア/同132位)を6-2、6-2で破って、昨年のウィンブルドン以来となるツアー本戦で勝利を果たした。

2回戦の相手は、2021年の全仏オープンをシングルスとダブルスの両方で優勝を果たしたクレチコワ。今季は2月に肘を故障したことに加え、新型コロナウイルスにも感染し苦戦が続いていた。母国チェコで行われた今大会は、ディフェンディングチャンピオンとして出場。1回戦でアンナ・ブリンコワ(同129位)を6-1、6-3で下している。

両者の対戦は2度目。初対戦となった2018年10月の中国・蘇州で行われたITF10万ドル大会1回戦では、日比野が6(6)-7、6-3、6-4で勝利している。

この日の試合は、序盤から互いにサービスキープができずブレーク合戦となる。第1セット、2-2で日比野は深いショットに対してボールが浅くなり、クレチコワの強烈なフォアハンドが決まってリードを許すと、第9ゲームもキープできず。3-6で第1セットを落とした。

第2セットでもサービスゲームで苦しい展開の日比野。セカンドサーブでポジションを一気に上げてくるクレチコワに対し、ダブルフォールトなどミスが重なり、2度リードされてしまう。アウェイの中、苦しい展開となった日比野だが、我慢強くクレチコワのミスを引き出してタイブレークに持ち込むと、ここで5度のミニブレークに成功。7-6(5)でセットを奪い返す。

勝負の最終セット、互いに1度ずつブレークして迎えた第5ゲームで3本のピンチをしのいだ日比野。第8ゲームでクレチコワにアンフォーストエラーが出て0-40とチャンスを握ると、これを確実にものにしてリードを奪う。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームも粘り強く、4度のブレークポイントをしのいだ日比野。2時間47分の熱戦の末に、昨年4月以来となるツアー8強入りを果たした。

試合を通して、ウィナー数では日比野が22本、クレチコワが24本と互角だったが、アンフォーストエラー数で日比野が41本に対し、クレチコワが61本と大きく差が開いた。

オンコートインタビューで日比野は、「本当にタフな試合で、(第2セットの)3-5で負けている時は、このままでは試合が終わってしまうと思った。でも、長いラリーが続いたので、すべてのポイントを取るように心がけた」と語った。

準々決勝ではチェコの新星、17歳のリンダ・ノスコワ(同117位)と対戦する。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma

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