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2022.08.10

選手情報

元女王セリーナ・ウイリアムズが現役引退の意向「引退という言葉は好きじゃない。最適な言葉は“進化”」

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Photo by Getty Images

グランドスラム23度の優勝を誇るセリーナが引退の意向

元女子世界ランク1位で23度のグランドスラム優勝を誇るセリーナ・ウイリアムズ(アメリカ)は、自身のインスタグラムを更新。「人生には、違う方向へ進むことを決断しなければならないときがやってくる」と綴り、現役を退く意向であると発表した。

【画像】『ヴォーグ』の表紙画像とともにSNSで自身の言葉を綴ったセリーナ

今年9月で41歳を迎えるセリーナは、自身のSNSにアメリカのファッション誌『ヴォーグ』の表紙を掲載するとともに、「人生には、違う方向へ進むことを決断しなければならない時がやってくる。何かを愛している時は、いつも辛いもの。私はテニスが好き。でも、今カウントダウンが始まっている。母親であることに集中しなければならないし、精神的な目標、そしてこれまでとは違う刺激的なセリーナを見つけなければならない。これからの数週間を楽しむつもりよ」と綴った。

また、『ヴォーグ』において、「セリーナ・ウイリアムズがテニスに別れを告げる」と見出しをつけて寄稿。

「テニスから身を引かなければならないということを認めたくなかった。夫ともタブーのような話題だった」とし、「引退という言葉は好きじゃない。私がやろうとしていることを表現するのに最適な言葉は、“進化”。テニスから離れ、自分にとって重要な他のことに向かって進化していることを伝えたい」と、新たな道に進むことを明言した。

「マーガレット・コートの24勝というグランドスラムタイトルの記録を抜かなかったから、私はGOATではないと言う人がいる。その記録を望んでいなかったと言えば嘘になる。でも、23回も勝てたの。それでいいわ。最近は、テニスの経歴を積むか、家庭を築くかのどちらかを選ばなければならないなら私は後者を選ぶ」と、今は家族が最も優先されるべきことだと述べている。

現在、USオープン前哨戦となる「ナショナル・バンク・オープン」(カナダ・トロント/WTA1000)に3年ぶりに出場中。勝利した1回戦の会見で、プレーを続ける原動力について「トンネルの先に光が見えている。早くその光にたどり着きたいの。(光とは)自由よ。私はプレーするのが好きだけど、ずっとは続けられない。その瞬間を楽しみ、できる限りベストを尽くす」とも語り、残りの現役生活を楽しみたいとした。

シングルスではツアー通算73勝を数え、歴代2位となる23度のグランドスラム優勝したセリーナは、2012年のロンドン五輪でも金メダルを獲得。また、ダブルスでも13度のグランドスラム優勝、3つの金メダルを獲得しており、男女を通じて唯一の単複でゴールデンスラムを達成した選手である。

2016年末にレディットの共同創業者、アレクシス・オハニアン氏と婚約し、2017年に妊娠発表。ツアーから離脱したものの、2018年に復帰するとウィンブルドンとUSオープンで準優勝、2019年にはトップ10に復帰した。だが、新型コロナウイルスの流行により出場数が激減。2021年はわずか2大会の出場にとどまり、ウィンブルドンで怪我をすると、今年のウィンブルドンで復帰を果たしたが初戦で敗れていた。

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