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2022.08.15

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ハレプが4年ぶり3度目の制覇! 世界6位復帰に「自分自身を褒めたい」[ナショナル・バンク・オープン]

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Photo by Getty Images

ハレプ、ハダッド・マイアを下しツアー通算24勝目挙げる

現地8月14日、「ナショナル・バンク・オープン」(カナダ・トロント/WTA1000)シングルス決勝が行われ、第15シードのシモーナ・ハレプ(ルーマニア/世界ランク15位)が、ベアトリス・ハダッド・マイア(ブラジル/同24位)を6-3、2-6、6-3で下し、ツアー通算24勝目を挙げた。トップ10に復帰し「自分自身を褒めたい」と語った。

【動画】ハレプが今シーズン2勝目! ハダッド・マイアとの接戦を制す マッチハイライト

同大会で2度の優勝を誇るハレプは、初戦から快勝で勝ち上がると、準々決勝で第10シードのココ・ガウフ(アメリカ/同11位)を6-4、7-6(2)、準決勝で第7シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ/同7位)を2-6、6-3、6-4と逆転で下し、4年ぶりに決勝に進出。

15日に更新されるランキングで約1年ぶりにトップ10復帰を決め、迎えた決勝では今季2勝のハダッド・マイアと対戦した。

第1セット、ハレプは第2ゲームで4本のダブルフォールトを犯して、ブレークを許すと、ハダッド・マイアのスピンの利いたフォアハンドでバックハンドを狙われ、満足な体勢でボールを打たせてもらうことができない。

流れを掴めず0-3となったが、第4ゲームをキープして落ち着きを取り戻すと、左右に振られても粘り強く返球し、ミスを誘って第5ゲームでブレークバックに成功する。さらに、ハダッド・マイアのショットの精度が落ちて第7、第9ゲームもサービスゲームも破り、一気に6ゲームを連取。ハレプが6-3で第1セットを先取する。

このまま勢いに乗りたいハレプだったが、第2セットも序盤からリードを許し、サービスゲームを2度破られたハレプ。2-6で第2セットを落とし、最終セットへ持ち込まれた。

勝負の最終セット、第2ゲームでリードを奪ったハレプは、一度はハダッド・マイアに追いつかれたものの、第4ゲームで再びブレークに成功。その後はリードを保って、1月以来の今季2勝目を手にした。

同大会3度目、ツアー通算24勝目を挙げたハレプは、「彼女は左利きでスピンのかかり方が他の人とは違うの。とてもパワフルだし、ソリッド。対戦するのは簡単じゃないわ。芝コートで対戦し負けていたから、いい戦いになることはわかっていたわ。今日は大事な場面で強くなることができて本当にうれしい」とコメント。

今大会後のランキングでは6位に戻る予定で、再びトップ10に復帰することについては、「私は何年もそこにいたけど、今はその場所に返り咲けたことが大きな意味を持つような気がする。この成績には本当に満足しているし、今シーズンの始めはあまり自信がなくて、年末にトップ10に戻ることを目標にしていたの。だから、とても特別な瞬間ね。自分自身を褒めたいと思うし、もっと上を目指していくわ」と、自信をつけてさらなる高みを目指すとした。

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