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2022.08.11

選手情報

西岡良仁、世界9位オジェ・アリアシムに健闘もストレートで敗れ2回戦敗退[ナショナル・バンク・オープン]

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Photo by Getty Images

西岡良仁、タフなスケジュールで疲れの色隠せず2回戦敗退

現地8月10日、「ナショナル・バンク・オープン」(カナダ・モントリオール/ATPマスターズ1000)シングルス2回戦が行われ、西岡良仁(ミキハウス/世界ランク54位)は、第6シードのフィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ/同9位)と対戦。6(6)-7、4-6のストレートで敗れ、3回戦進出とはならなかった。

【動画】西岡良仁、ラリーの主導権を握るもオジェ・アリアシムの逆襲の一打!&試合終了の瞬間

前週の「シティ・オープン」(アメリカ・ワシントンDC/ATP500)で準優勝した西岡は、今大会の1回戦で予選勝者のブノワ・ペール(フランス/同104位)に6-2、6-3と快勝。大会初勝利を挙げている。

2回戦の相手は、地元カナダのオジェ・アリアシム。アウェイの中、西岡は序盤こそ相手の速い攻撃に苦戦したものの、すぐさま対応し的確にコースを変えてオジェ・アリアシムに的を絞らせない。ラリー戦を制して第5ゲームをブレークした西岡だが、直後のサービスゲームをキープできず。その後、一進一退の攻防は互いにサービスキープが続いて、タイブレークにもつれた。

そのタイブレーク、ラリー戦でポイントを奪っていく西岡に対して、強打で打開していたオジェ・アリアシムが1-1でミニブレーク。そのままセットポイントを握られた西岡は、3-6から土壇場で追いついたが、6-7でオジェ・アリアシムの逆を突いて体勢を崩すもパッシングショットを決められ、第1セットを6(6)-7で落とした。

第1セットを失い、後がなくなった西岡は第2セット第1ゲームで5度のブレークポイントをしのいでサービスキープする。だが、先週からこの日で8試合目となった疲労の色は隠せない。オジェ・アリアシムが短い時間でサービスキープをする中、なんとか集中力を維持して粘ったものの、第5ゲームでブレークを許して4-6。圧倒的アウェイの中で健闘した西岡だったが、惜しくも2回戦敗退となった。

勝利したオジェ・アリアシムは、3回戦で第9シードのキャメロン・ノリー(イギリス/同11位)と対戦する。

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