close

2022.08.22

選手情報

チョリッチ、肩の手術から1年5ヵ月でATPマスターズ1000初制覇! チチパスを下して4年2ヵ月ぶりのツアー優勝[ウェスタン&サザン・オープン]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

Photo by Getty Images

チョリッチ「正直、言葉もない。ただ、ただ信じられない気持ちだ」

現地8月21日「ウェスタン&サザン・オープン」(アメリカ・シンシナティ/ATPマスターズ1000)シングルス決勝が行われ、ボルナ・チョリッチ(クロアチア/世界ランク152位)が、第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ/同7位)を7-6(0)、6-2で下し、ATPマスターズ1000レベルで初優勝。約4年2ヵ月ぶりとなるツアー3勝目を挙げ、「言葉もない。ただただ信じられない」と語った。

【動画】チョリッチ、チチパスの頭上を抜く背面ショット!&マッチハイライト

世界ランク1位のダニール・メドベデフを破り、今季3勝目を狙うチチパスとの対戦となった決勝。第1セット、チョリッチは最初のサービスゲームを簡単に落としてしまったが、チチパスのストロークに粘り強く、そしてカウンターショットが決まると、第7ゲームで3本のチャンスを生かしてブレークバックする。直後のゲームで再びピンチを迎えたものの、これをしのいでサービスキープを続け、タイブレークでは7ポイント連取。7-6(0)でセットを奪った。

大きなリードを手にしたチョリッチは、第2セット第1ゲームで0-40とピンチとなったが、好サーブを見せてサービスキープし一気に流れを手繰り寄せる。第4ゲームでは3本のブレークポイントを生かせなかったものの、第6、第8ゲームとチチパスのサーブを破り2-2から4ゲームを連取。2018年6月のATP500ハレ大会以来、4年2ヵ月ぶりのツアー優勝を果たした。

今大会前まで、チョリッチが今季のツアーで挙げた白星はわずか4勝。7月のATP500ハンブルク大会ベスト8やチャレンジャー大会では優勝しているものの、ほとんどが1、2回戦で敗れている。

それが、復帰から5ヵ月でATPマスターズ1000を制覇。「正直、言葉もない。ただ、ただ信じられない気持ちだ。でも、何も言っているようにこれを楽しむよ。一生懸命トレーニングしていたし、良いテニスができるとも思っていたが、このレベルとは思ってもみなかった。すごくうれしいよ」と優勝の感想を述べた。

試合序盤はチチパスの流れだったものの、「失うものは何もないんだと自分に言い聞かせたんだ。このままでは間違いなく負けるってね」と切り替え、チチパスが放つショットに対し、それ以上のショットを返球。

「彼は僕にプレッシャーをかけていたし、序盤はサーブもあまり良くなかった。必ずしもウィナーを狙う必要はないけど、強く、深く打って彼が簡単に攻撃できないようにしなければならなかった」とチチパスに快適なプレーを許さなかった。

優勝の喜びとともに、「今週はずっと体に負担がかかっていた。普段はしないようなセッションを何度も何度もしたからね」とフィジカル面のリカバリーをしたいとしたチョリッチ。USオープンではどのようなプレーを見せてくれるのか楽しみだ。

2018年11月に自己最高となる世界ランク12位を記録していたチョリッチは、昨年5月に慢性的な痛みに悩まされていた右肩の手術を受けてツアーを離脱。今年3月のATPマスターズ1000インディアンウェルズ大会で復帰以降は、苦戦していたものの6月にチャレンジャー大会で優勝していた。

今大会は、初戦でイタリアの20歳、ロレンツォ・ムゼッティ(同33位)を下すと、2回戦以降はラファエル・ナダル(スペイン/同3位)、ロベルト・バウティスタ・アグ(スペイン/同19位)、フィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ/同9位)、キャメロン・ノリー(イギリス/同11位)と、ツアーでも屈指のトップ選手に勝利。大会史上最も低いランキングで決勝進出を果たすとともに、2018年の「上海マスターズ」(中国・上海)以来、約3年10ヵ月ぶりの ATPマスターズ1000大会決勝の舞台だった。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

注⽬の記事PICK UP