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2022.11.16

選手情報

元世界33位ミルマンが今井慎太郎をストレートで下し8強。ダブルスで松井俊英/上杉海斗らが準々決勝へ[兵庫ノアチャレンジャー]

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写真提供:一般社団法人 兵庫県テニス協会

2015年覇者のミルマンがベスト8入り

11月16日、「2022兵庫ノアチャレンジャー」(兵庫・三木/ブルボンビーンズドーム)シングルス1回戦1試合と2回戦3試合、ダブルス1回戦7試合が実施され、シングルスでは第2シードのジョン・ミルマン(オーストラリア/世界ランク156位)らが準々決勝に進出。ダブルスでは、松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND/ダブルス同251位)/上杉海斗(江崎グリコ/同204位)ら日本人ペア3組がベスト8入りを果たしている。

【画像】「2022兵庫ノアチャレンジャー」シングルス、ダブルス組み合わせ&11月17日の試合予定

今大会は、ツアー下部のチャレンジャーカテゴリーとなっており、ツアー大会への登竜門的な存在。新型コロナウイルスの影響で2020年、2021年と大会が中止となっていたため、今年は3年ぶり6度目の開催となる。

大会4日目となった16日は、シングルス1回戦が1試合行われ、予選を勝ち抜いた中川直樹(橋本総業HD/同448位)と望月慎太郎(IMG Academy/同314位)が対戦。中川が6-4で第1セットを奪うと、互いにブレークポイントを握り合う展開となった第2セットも3度のブレークに成功し、6-2とストレートで2回戦進出を果たした。

また、シングルス2回戦では、今大会の2015年優勝者で第2シードのミルマンが、今年の全日本選手権覇者である今井慎太郎(イカイ/同510位)と対戦。確率高くリターンをしていくラリー戦に持ち込むと、今井のミスが続いて第1セット1-1から一気に5ゲームを連取する。続く第2セット、今井は力強いストロークで押していくもミルマンが要所を締めてブレークポイントを握らせず。第3ゲームで奪ったリードを保って、ストレート勝利でベスト8入りを決めた。

そのほか7試合が行われたダブルス1回戦では、全日本選手権を制している松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND/ダブルス同251位)/上杉海斗(江崎グリコ/同204位)や、ワイルドカード(主催者推薦)で出場の市川泰誠(ノア・インドアステージ/同518位)/渡邉聖太(ノア・インドアステージ/同344位)、羽澤慎治(JCRファーマ/同506位)/清水悠太(三菱電機/同263位)、チョン・ユンソン(韓国/同198位)と組んでいる内田海智(富士薬品/同170位)らがベスト8入りを果たしている。

大会5日目となる17日は、11時からシングルス2回戦5試合とダブルス準々決勝4試合が行われる。

<11月16日の試合結果>
【シングルス1回戦】
○中川直樹(橋本総業HD/同448位)[Q] 6-4 6-2 ●望月慎太郎(IMG Academy/同314位)[Q]

【シングルス2回戦】
○フェデリコ・フェレイラ・シルバ(ポルトガル/同291位) 6-4 6-2 ●リンキー・ヒジカタ(オーストラリア/同168位)[3]
○ニノ・セルダルシッチ(クロアチア/同256位) 4-6 6-1 6-3 ●ダミール・ジュムホール(ボスニアヘルツェゴビナ/同186位)[6]
○ジョン・ミルマン(オーストラリア/同156位)[2] 6-1 6-4 ●今井慎太郎(イカイ/同510位)[WC]

【ダブルス1回戦】
○アルジュン・カデ(インド/ダブルス同144位)/ランクマール・ラマナサン(インド/同69位)[1] 3-6 6-3 [10-8] ●島袋将(有沢製作所/同522位)/綿貫陽介(フリー/同1270位)
○マルク・ポルマンズ(オーストラリア/同294位)/ジェイソン・テイラー(オーストラリア/同260位) 6-2 6-3 ●野口莉央(明治安田生命/同541位)/杉田祐一(三菱電機)
○アンドリュー・ハリス(オーストラリア/同152位)/ジョン・パトリック・スミス(オーストラリア/同85位)[3] 6-3 6-2 ●フランシス・ケーシー・アルカンタラ(フィリピン/同307位)/ナム・ホアン・リー(ベトナム/同957位)
○チョン・ユンソン(韓国/同198位)/内田海智(富士薬品/同170位) 6-3 6-1 ●リンキー・ヒジカタ(オーストラリア/同271位)/スー・ユーシャオ(台湾/同165位)
○松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND/同251位)/上杉海斗(江崎グリコ/同204位) 6-4 6-2 ●ルベン・ゴンザレス(フィリピン/同131位)/クリストファー・ルンガット(インドネシア/同199位)[4]
○市川泰誠(ノア・インドアステージ/同518位)/渡邉聖太(ノア・インドアステージ/同344位)[WC] 6-3 6-3 ●デーン・スウィーニー(オーストラリア/同160位)/リー・トゥ(オーストラリア/同200位)
○羽澤慎治(JCRファーマ/同506位)/清水悠太(三菱電機/同263位)[WC] 3-6 6-3 [10-8] ●ヴィクトル・ヴラド・コルネア(ルーマニア/同116位)/ズデネク・コラル(チェコ/同121位)[2]

※ランキングは11月14日付のもの。[ ]内はシード数、WC=主催者推薦、Q=予選勝者

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