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2022.11.14

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ナダル、フリッツからチャンス握れず完敗。試合数こなせず「すべてがとても速く感じられた」[Nitto ATPファイナルズ]

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Photo by Getty Images

ナダル「このレベルでプレーするためには、もっと多くの試合が必要」

現地11月13日、男子テニスのツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」予選のグリーングループ第1戦が行われ、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク2位)は、第8シードのテイラー・フリッツ(アメリカ/同9位)に6(3)-7、1-6のストレートで敗戦。試合数がこなせていないことで「すべてがとても速く進んでいるように感じられた」とし、防戦一方になってしまったと悔やんだ。

【動画】背中に目がついてる!? ナダルの華麗な背面ボレー!&マッチハイライト

同大会は、年間の獲得ポイント上位8名のみが出場できる大会。4名ずつのグループで予選を行い、上位2名が決勝トーナメントに進むことができる。

世界ランク1位で19歳のカルロス・アルカラス(スペイン)が怪我により欠場したことで、第1シードとして今大会を迎えたナダルは、過去10度の出場も最高成績は準優勝(2010、2013年)。2年ぶり11度目の出場で初のタイトル獲得、そして年間最終ランキング1位の可能性も残している。

だが、初戦からその出ばなをくじかれてしまった。アルカラスの欠場により、繰り上げで出場が決まったフリッツは、ナダルのサーブをコート中央深くに返球し、ラリー戦を優位に進めていく。ナダルも粘り強くプレーし、苦戦しながらサービスキープを続けたが、タイブレークの末にセットを落とすと、第2セットも防戦一方に。第4ゲームでサービスゲームを破られると、1-4の第6ゲームも6度のデュースの末に、ダブルフォールトで2度目のブレークを許して万事休す。一気に5ゲームを連取され1-6と、チャンスを握ることなくストレートで敗れた。

試合後、「第1セットはまともだったと思うけど、テイラー(フリッツ)が信じられないようなプレーをしたのは事実で、彼はよくやったと思う。第2セットは、2度目のブレークにがっかりしている。1度目はまだいいが、2度目はダメだ」と自ら勝機を手放してしまい、悔やんだナダル。

流れを掴むことができないまま敗れ、その要因はこなしてきた試合数の少なさだとし、「このレベルでプレーするためには、もっと多くの試合が必要」だと言う。9月のUSオープン以降、ロジャー・フェデラー(スイス)の引退試合となった「レーバーカップ」でプレーした後に第一子誕生のために故郷へ帰ると、公式戦に復帰したのは11月初旬のATPマスターズ1000パリ大会。それも初戦で敗れたため、この2ヵ月で1試合しか戦うことができていない。

そのため、「すべてがとても速く進んでいるように感じられた。そういう時はストレスがかかっていて、思うようなショットを打つ時間がないものなんだ。この試合のほとんどのポイントで僕はディフェンシブ、彼はオフェンシブなポジションにいた」と、初戦からトップレベルの選手と戦う大会の難しさを述べた。

とはいえ、まだ大会が終わったわけではない。現地15日には、フィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ/同6位)と対戦する。「普通の大会のような試合だね。負けた方は大会から脱落するという。僕としては、もっといいプレーをしないといけない。実現できるように準備したい。彼は、大会を連勝しとても良いプレー、信じられないようなプレーでシーズンを終えている。また大きな挑戦になる」と、プレーの質を上げて、予選突破の可能性を残したいとした。

【グリーングループ】
ラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク2位)
キャスパー・ルード(ノルウェー/同4位)
フィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ/同6位)
テイラー・フリッツ(アメリカ/同9位)

【レッドグループ】
ステファノス・チチパス(ギリシャ/同3位)
ダニール・メドベデフ(同5位)
アンドレイ・ルブレフ(同7位)
ノバク・ジョコビッチ(セルビア/同8位)

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