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2022.11.24

選手情報

クロアチア、アルカラスとナダルを欠くスペインに勝利しデ杯4強! チリッチが3時間13分の激闘制す[デビスカップファイナルズ]

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前回準優勝のクロアチアがスペイン下し準決勝へ

男子国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」(スペイン・マラガ)準々決勝が行われ、クロアチアがスペインを2勝0敗で下し、昨年に続いてベスト4入りを果たした。

【動画】クロアチアが準決勝進出! チョリッチ、チリッチのマッチハイライト

今年9月に行われたファイナルズのグループステージで勝ち抜いた8ヵ国によって争われる決勝トーナメント。昨年の準優勝国であるクロアチアは、準々決勝で世界ランク1位のカルロス・アルカラスと2位のラファエル・ナダルを欠く、開催国のスペインと対戦した。

シングルス第1試合では、ボルナ・チョリッチ(クロアチア/同26位)が、ロベルト・バウティスタ・アグ(スペイン/同21位)との接戦をものにして6-4、7-6(4)のストレートで勝利。準決勝進出へあと1勝とする。

続くシングルス第2試合では、ツアー通算20度の優勝を誇るクロアチアのエース、マリン・チリッチ(同17位)が登場。パブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン/同13位)と対戦し、第1セットを5-7で落としたものの、第2セットを6-3で奪い返して最終セットへ。先にブレークする展開となったがこの日はダブルフォールトを重ねてしまったチリッチ。リードを守り切れず、タイブレークに突入したものの、1-4から2度のミニブレークに成功し、3時間13分の激闘を制して逆転勝ちを収めた。

この勝利により、クロアチアが2年連続で準決勝進出。試合を決めたチリッチは、「サービスゲームをキープするために苦労した。ダブルフォールトが多くてね。でも、全体的には冷静さを保っていたよ。簡単な試合ではなかったけど。僕のキャリアの多くの試合が最終セットに集約されているようなもので、信じられないような戦いだった」とコメント。

また、アウェイの地での対戦だったが、「一番大きかったのは、サーブを打つときに誰も口笛を吹かなかったこと。とても公平でスペインを応援していたし、我々にもサポーターがいた。いい雰囲気で、素晴らしいプレーができた」と語っている。

準決勝では、開幕日の22日にオランダを下しているオーストラリアと対戦。国別ランキングで1位のクロアチアには、チョリッチが代表に復帰し、ダブルスもマテ・パビッチとニコラ・メクティッチという東京五輪金メダリストがいる。この勢いで4年ぶり3度目の優勝を獲得することができるだろうか。

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