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2022.11.21

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ジョコビッチ、フェデラーに並ぶ史上最多6度目のツアー最終戦制覇! 強さの秘訣は「自分が世界一」のメンタリティ[Nitto ATPファイナルズ]

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Photo by Getty Images

ジョコビッチ「テニスのキャリアを終わらそうという考えは出てこない」

現地11月20日、男子テニスのツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」決勝が行われ、世界ランク8位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)がキャスパー・ルード(ノルウェー/同3位)を7-5、6-3で下し、同大会7年ぶりに優勝。ロジャー・フェデラー(スイス)に並ぶ史上最多6度目のタイトルを獲得した。

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同大会は、年間の獲得ポイント上位8名の限られた選手のみが出場できる大会。4名ずつのグループで予選3連勝を飾り、決勝トーナメントに進出したジョコビッチは、準決勝でテイラー・フリッツ(アメリカ/同9位)を7-6(5)、7-6(6)で下し、8度目の決勝進出を果たした。

決勝では、直接対決で3戦全勝し、1セットも落としていないルードと対戦。第1セット、ジョコビッチは危なげなくサービスゲームをキープし、ルードにプレッシャーをかけていくも、なかなかチャンスを生かしきれない。それでも、第12ゲームで訪れた3度目のブレークポイントをものにし、7-5で第1セットを奪ったジョコビッチ。第2セットも精度の高いショットでルードにチャンスを与えず、第4ゲームでの1ブレークを生かして6-3と、ストレート勝ちで7年ぶり6度目のタイトルを獲得した。

21歳で制した2008年の初優勝や2012年から4連覇など、35歳にして今年9月に引退したロジャー・フェデラー(スイス)に並ぶ史上最多6度目のタイトルを手にしたジョコビッチ。

この1年を振り返り、「深い満足感とともに、今年初めにオーストラリアで経験した状況を考えると、大きな安堵感もある。最初の数ヵ月は、ゲーム面だけでなく精神面でもバランスをとること、コートで必要なレベルを見つけるために努力していた」となかなかリズムを掴むことができなかったという。

だが、5月のATPマスターズ1000ローマ大会での優勝を機に、「コートに立つことがより快適に感じられるようになった」とし、ウィンブルドンでは21度目のグランドスラム制覇を達成。それ以降、ツアー4大会に出場しすべてで決勝に進出し、敗れたのはATPマスターズ1000パリ大会のみ。今大会では負けなしの完全優勝を果たし、最高の形でシーズンを締めくくった。

「ランキングはシーズン全体で誰が一番良かったかを示すもので、アルカラスが1位。それに異論はない」としたジョコビッチだが、「常に自分が世界一の選手なんだと、そういうメンタリティ、アプローチをしている。ネットの向こうが誰であろうと、自分が何度目のシーズンを過ごしていようと、常に志は高い。その姿勢が、35歳の今、最も大きなトロフィーを手にすることができたのだと思う」と、この結果を残せた力の源を明かす。

続けて、「しばらくは立ち止まることも、テニスのキャリアを終わらそうという考えも出てこない気がする。つまり、まだやる気が満ちているんだ。体もいい感じだし、自分自身を大切にしている。素晴らしいチームにも恵まれているよ。すべては感情からスタートし、僕にとってはそれが愛であり、情熱。それがある限り、最大のトロフィー獲得へ若い選手に挑戦するために何でもするつもりだよ」と、“引退”の二文字は頭に浮かんでおらず、これからも世界のトップを狙う若手の壁となり、挑戦の日々が続いていくとした。

大会期間中には、今年出場できなかったオーストラリアへの入国が認められ、全豪オープン出場が可能となったジョコビッチ。「モチベーションは満タンさ」と、自身が世界最高の選手の一人であること、大きなトロフィーを獲得できると証明するためまだまだ歩みを止めない。

※ランキングは、11月14日付のもの

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