close

2022.11.21

選手情報

綿貫陽介、2時間53分の激闘を制して大会連覇達成[兵庫ノアチャレンジャー]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

写真提供:一般社団法人 兵庫県テニス協会

2019年大会覇者、綿貫陽介が激闘制す

11月20日、「2022兵庫ノアチャレンジャー」(兵庫・三木/ブルボンビーンズドーム)シングルス決勝が行われ、前回大会覇者で第7シードの綿貫陽介(フリー/世界ランク196位)が、フェデリコ・フェレイラ・シルバ(ポルトガル/同291位)を6(3)-7、7-5、6-4で下し、自身2度目となるチャレンジャー大会優勝を達成。見事、大会連覇を成し遂げた。

【動画】綿貫陽介、大会連覇の瞬間&喜びの声

今大会は、ツアー下部のチャレンジャーカテゴリーとなっており、ツアー大会への登竜門的な存在。新型コロナウイルスの影響で2020年、2021年と大会が中止となっていたため、今年は3年ぶり6度目の開催となる。

シングルス決勝は、前回大会優勝者の綿貫とノーシードから勝ち上がっている左利きのフェレイラ・シルバの対戦。両者は、2019年9月の台湾で行われた高雄チャレンジャーで対戦しており、フェレイラ・シルバが7-6(6)、1-6、6-3で勝利していた。

第1セットは、互いに1度ずつブレークしてタイブレークに突入。最初のサーブで2本のミニブレークを許した綿貫は、0-4とリードを許すとその後も差を縮めることができず、6(3)-7でセットを落としてしまう。

それでもコースを突いたサーブとテンポの速い攻撃を見せた綿貫。第2セット、フェレイラ・シルバのサービスゲームでプレッシャーをかけて、セット終盤の第12ゲームでブレークして7-5でセットを奪い返す。最終セットでも順調にサービスキープしチャンスを伺った綿貫は、フェレイラ・シルバとの息詰まるラリー戦を制し、5-4でブレーク。2時間53分の激闘を制し、2019年大会に続いて大会連覇を達成した。

今回の優勝により、綿貫はATPランキングポイントを80ポイント獲得。ライブランキングでは、2019年3月に記録した自己最高ランキングの171位に近づく、173位となっている。

<シングルス決勝の試合結果>
○綿貫陽介(フリー/同196位)[7] 6(3)-7 7-5 6-4 ●フェデリコ・フェレイラ・シルバ(ポルトガル/同291位)

※ランキングは11月14日付のもの。[ ]内はシード数

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録