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2022.12.14

選手情報

ナダル、フェデラーが19年連続で獲得していたATPアワードを初受賞「みんなに感謝してもしきれない」

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Photo by Getty Images

ナダル、「ファンズ・フェイバリット賞」を初受賞

12月13日、ATPは毎年行われるATPアワードの一つで、ファンが好きな選手を選出する「ファンズ・フェイバリット賞」を発表。シングルス部門では、世界ランク2位のラファエル・ナダル(スペイン)が初受賞を果たした。

【動画】世界ランク2位ラファエル・ナダルの2022年シーズンハイライト

2000年に始まった同賞は、ファンのオンライン投票で選出され、初年度にグスタボ・クエルテン(ブラジル)、2001年と2002年にマラト・サフィン(ロシア)が受賞。2003年からは、ロジャー・フェデラーが19年連続で受賞していたが、今年9月に引退している。

4人目の同賞受賞となったナダルのコメントが、ATP公式サイトに掲載。「2022年にファンズ・フェイバリット賞を受賞するのは、とてもうれしい。最高の気分だよ。この賞だけでなく、世界中のすべての都市やイベントで受けているすべてのサポートに対して、みんなに感謝してもしきれない。だから、2023年にまたたくさんのポジティブなことを分かち合えるのをとても楽しみにしているよ」と述べている。

昨年8月からツアーを離れていたナダルは、今年開幕戦から復帰。全豪オープンなどを制し、開幕20連勝を記録するなど最高のスタートを切ると、6月の全仏オープンで男子では史上最多22度目のグランドスラム制覇を成し遂げ、シーズン4勝を挙げた。

足や腹部の怪我にも悩まされ、シーズン後半はタイトルを獲得することができなかったものの、10月には妻のマリア・フランシスカ・ペレロさんとの間に第1子が誕生。プライベートでも充実した1年となったことだろう。6月で37歳を迎える来季の活躍にも期待がかかる。

なお、ダブルス部門では全豪オープンを制したニック・キリオス/タナシ・コキナキスのオーストラリアペアが受賞している。

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