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2023.01.06

選手情報

西岡良仁、今季開幕戦からベスト4進出! 地元オーストラリアの世界120位をフルセットで下す[アデレード国際1]

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Photo by Getty Images

西岡良仁、今季開幕戦からベスト4入り

現地1月6日、「アデレード国際1」(オーストラリア・アデレード/ATP250)シングルス準々決勝が行われ、西岡良仁(ミキハウス/世界ランク36位)は、予選勝者のアレクセイ・ポピュリン(オーストラリア/同120位)を7-6(4)、6(8)-7、6-2で破り、ベスト4入りを果たした。

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昨季、日本人男子選手としては錦織圭(ユニクロ)に続く複数回ツアー優勝を果たした西岡。自己最高ランキングとなる36位を記録し、今季を迎えた。

その開幕戦となった「アデレード国際1」では、初戦で世界ランク11位の19歳、ホルガー・ルーネ(デンマーク)を2-6、6-4、6-4で破ると、2回戦ではマッケンジー・マクドナルド(アメリカ/同63位)を6-4、6-3で勝利。最高のスタートを切った。

迎えた準々決勝では、初戦で第2シードのフィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ/同6位)を破って勢いに乗る予選勝者のポピュリンとなった。

第1セット、サーブと強気のストロークでリズムに乗ったポピュリンが第4ゲームでブレークする。だが、西岡も落ち着いて長いラリー戦に持ち込んでポイントを奪取。なかなかポイントが奪えないポピュリンは、西岡を前後に揺さぶるも、持ち前のフットワークの良さで防ぎ、第7ゲームでブレークバックに成功する。その後も安定したプレーを続けた西岡は、タイブレークでも1つのミニブレークを生かして、7-6(4)でセットを奪った。

続く第2セットも先にブレークされ、リードを許した西岡。4-5の第10ゲームでブレークに成功したものの、6-5で迎えた2本のマッチポイントをものにすることができず、タイブレークの末に第2セットを落としてしまう。

勝負の最終セット、西岡は第3ゲームで相手のダブルフォールトもあり、ポピュリンのサービスゲームを破ると、第7ゲームで2度目のブレークに成功しリードを広げる。また、4度あった自身のサービスゲームでは、1ポイントしか落とさない安定感を見せ、6-2で締めて準決勝進出を決めた。

準決勝では、第6シードのヤニック・シナー(イタリア/同15位)を7-5、6-1で破ったセバスチャン・コルダ(アメリカ/同33位)と対戦する。

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