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2023.01.18

選手情報

西岡良仁、快勝で全豪オープン2度目の3回戦進出。グランドスラム初の16強入りをかけてナダルを破った世界65位と対戦

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Photo by Getty Images

西岡良仁が3年ぶり2度目の全豪オープン3回戦進出

1月18日、「全豪オープン」男子シングルス2回戦が行われ、第31シードの西岡良仁(ミキハウス/世界ランク33位)は、予選から勝ち上がったダリボル・スブルチナ(チェコ/同216位)と対戦。6-3、6-4、6-2のストレートで下し、3年ぶりに同大会3回戦進出を果たした。

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昨季、キャリア通算2勝目を挙げるなどの活躍を見せた西岡は、今大会の出場選手上位32名に与えられるシード権をグランドスラムで初めて獲得。初戦でミカエル・イマー(スウェーデン/同69位)を6-4、6-2、7-5で下し、グランドスラム6大会ぶりに2回戦に進出した。

その2回戦の相手は、予選勝者のスブルチナ。第1セットは、最初のリターンゲームで4本のチャンスを生かして早々にブレーク。その後もミスの少ないストロークを武器に、展開の速いネットプレーも見せてピンチを迎えることなく6-3でセットを奪う。

続く第2セットも第1ゲームでリードを奪った西岡。第6ゲームでは初めてブレークを許すも、4-4の第9ゲームで相手のミスが重なり再びブレーク。サービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームをしっかりキープして6-4とし、勝利まであと1セットとする。

一気に勝負を決めたい西岡は、またも最初のリターンゲームでブレークポイントを握ると、絶妙なタッチのドロップボレーを決めてブレークに成功。第3ゲームもスブルチナのサービスゲームを破ってリードを広げる。その後、スブルチナに1ゲーム返されたが、3度目のブレークに成功した西岡。最後はサービスエースで締めて6-2。2020年大会以来となる全豪オープン3回戦進出を決めた。

3回戦では、マッケンジー・マクドナルド(アメリカ/同65位)と対戦。マクドナルドは、2回戦で前年覇者である第1シードのラファエル・ナダル(スペイン/同2位)を6-4、6-4、7-5のストレートで破っている。

ツアー大会におけるマクドナルドとの対戦成績は、3勝1敗で西岡の勝ち越し。今季開幕戦「アデレード国際1」(オーストラリア・アデレード/ATP250)2回戦で対戦し、ブレークを許すことなく6-4、6-3で勝利している。西岡が3回戦を勝利すると、自身初のグランドスラムの16強入りとなる。

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