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2023.06.17

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錦織圭、復帰3戦目は快勝で4強! 連日の試合に疲れ感じさせず

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Photo by Getty Images/写真は2021年8月のもの

錦織圭、復帰大会でベスト4入りを果たす


現地6月16日、元世界ランク4位の錦織圭(ユニクロ)は、1年8ヵ月ぶりの実戦となったチャレンジャー大会「カリビアン・オープン」(プエルトリコ・パルマスデルマール)準々決勝でアダム・ウォルトン(オーストラリア/世界ランク254位)と対戦。6-4、6-2のストレートで勝利し、復帰大会でベスト4入りを果たした。

【動画】錦織圭、2回戦で放った完璧なロブに相手も追えず…

33歳の錦織は、左股関節そして右足首の負傷によりツアーを離脱しており、今大会は2021年10月以来の実戦となった。

今大会の初戦では、世界ランク333位のクリスチャン・ランモ(アメリカ)に対して、久しぶりの実戦とは思えないほどのフットワーク、幅の広いプレーを見せて6-2、6-4で快勝。2回戦では、世界ランク258位のミッチェル・クルーガー(アメリカ)と対戦し、スロースタートで第1セットを失ったものの、試合が進むにつれてギアを上げて、4-6、6-3、6-2の逆転勝利を収めた。

続く準々決勝は、復帰後初めて空き日がなく、連日の試合に。それでも錦織は疲れを感じさせなかった。

試合序盤から長いラリー戦が展開される。錦織はサービスゲームでプレッシャーのかかる場面を迎えても落ち着いてキープすると、第4ゲームでこの試合で初めてのチャンスでブレークに成功。先にリードを奪った。

これで勢いが出た錦織は、ストロークに力強さ、正確が増していく。5-3のサービング・フォー・ザ・セットでは、相手の好プレーもあってブレークバックを許したものの、直後の第10ゲームで攻め抜いて再びブレークして6-4でセットを奪取した。

第2セットも、足首の負傷で集中力を欠いたウォルトンに対して、順調にポイントを重ねてピンチを迎えることなくサービスゲームをキープ。2-2から2度のブレークを含む4ゲーム連取で6‐2と快勝でベスト4入りを果たした。試合時間は1時間23分だった。

準決勝では、予選から勝ち上がっている世界ランク423位のグスタボ・ハイデ(ブラジル)と対戦する。

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