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2023.07.06

選手情報

ダニエル太郎、2セットダウンから追いつくも世界36位に一歩及ばず2日がかりの試合で敗戦[ウィンブルドン]

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ダニエル太郎は世界36位シェルトンとの激闘の末に芝大会での初勝利ならず


「ウィンブルドン」大会3日目となる7月5日、男子シングルス1回戦が行われ、雨で順延となっていたダニエル太郎(エイブル/世界ランク106位)と第32シードのベン・シェルトン(アメリカ/同36位)が対戦。4-6、3-6、6-3、6-4、3-6のフルセットの末に敗れた。

【画像】日本人男子5名が本戦出場「ウィンブルドン」男子シングルス組み合わせ(7月5日時点)

30歳のダニエルは、予選第4シードとして今大会を迎え、安定したストロークとサーブを生かし予選1回戦、2回戦と快勝したが、予選決勝でキマー・コペヤンス(ベルギー/同188位)にフルセットの末に敗戦。ラッキールーザーで2年連続5度目の本戦入りを果たした。このチャンスを生かして芝大会での本戦初勝利を狙う。

対するは、今アメリカでメキメキと力をつけて期待されている20歳のシェルトン。昨季後半にチャレンジャー大会で3週連続優勝を果たしランキングを一気に上げると、2度目のグランドスラム本戦となった今年の全豪オープンでベスト8入り。初めてのウィンブルドンに向けて、前哨戦を2大会戦ったものの、1勝2敗と試合数を重ねられず迎えた。

現地4日にスタートしたこの試合、第1セットはダニエルは精度の高いファーストサーブを軸に、順調にキープを続けて拮抗した戦いを見せたが、4-5の第10ゲームでシェルトンがギアを上げて鋭いリターンを放ち、4-6でセットを落としてしまった。続く第2セットもダニエルの最初のサービスゲームでブレークし雄たけびを上げたシェルトン。ネットにも出て、一気に攻勢に出る。2-4の第7ゲーム途中で雨により中断されると、そのまま5日に順延となった。

仕切り直しとなったダニエルは、再開後も懸命にサービスキープをし食らいつくも、ビハインドを巻き返せず3-6と2セットダウンと厳しい状況となってしまう。だが、ここからダニエルが奮起する。

あとがなくなった第3セットでは、第4ゲームでこの試合2度目のブレークポイントを握って初めてシェルトンのサービスゲームを破ると、リードを守りきり6-3でセットを奪取。第4セットも危なげなくサービスキープを続け、第7ゲームではネットに出てきたシェルトンの攻撃をしのぎ切りブレーク。コントロールされたサーブでシェルトンにチャンスを与えないまま6-4でセットを取り、試合をイーブンに戻した。

勝負の最終セット、ダニエルは勢いのままに勝ちに繋げたかったが、ここまでの好プレーを支えていたファーストサーブの確率が落ち、攻め込まれる場面が増える苦しい展開に。第6ゲームのピンチを守り切れずサービスゲームを破られると、余裕の生まれたシェルトンの伸びのあるショットに押し込まれて3-6と2日がかりの末に敗れた。

ウィンブルドン初出場で初勝利を挙げたシェルトン。2回戦では、ラスロ・ジェレ(セルビア/同60位)と対戦する。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma

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