「第41回 第一生命全国小学生テニス選手権大会」の男子4強が決定! 準決勝はシード対決に

山崎あさひ、安居院虹斗、久野佑隼、中島一輝が全小4強

8月4日、「第41回 第一生命全国小学生テニス選手権大会」（8月2～3日：東京都杉並区・武蔵野ローンテニスクラブ、8月4～6日・東京都世田谷区・第一生命相娯園テニスコート／クレーコート）の男子シングルス準々決勝が行われ、ベスト4が出揃った。

【画像】「第41回 第一生命全国小学生テニス選手権」男子シングルス準々決勝フォトギャラリー

過去の優勝者に世界で活躍してきた錦織圭（第19回大会）や西岡良仁（第25回大会）、内山靖崇（第22回大会）、奈良くるみ（第21回大会）や本玉真唯（第29回大会）らが名を連ねている今大会。

今年5月の全国選抜ジュニア12歳以下を制している第1シードの山崎あさひ（川柳小学校／埼玉）は、第9シードの沼尻聡一郎（慶応義塾幼稚舎／東京）を6-4、3-6、6-2のフルセットで下し4強入りを果たした。すべてのショットをそつなくこなす器用な山崎は、高く跳ねるロブに対して「安全策で最終的に下がってしまった」と反省しつつも、「（ポイントを取られても）次のポイントでしっかり取り返すんだという気持ち」を意識してプレー。最終セットもしっかり脚を動かし、気持ちを前面に出して勝利をもぎ取った。

準決勝では、第15シードの佐藤謙信（西山小学校／兵庫）を2-6、6-1、6-1で下した第6シードの中島一輝（根岸小学校／神奈川）と対戦。今大会の関東予選準決勝で山崎は逆転負けを喫しているが、「相手のテニスに合わせないで自分の好きな展開に持っていけたら」と意気込んだ。

対して、全国選抜ジュニア決勝で山崎に敗れて辛酸をなめた第2シードの安居院虹斗（青山小学校／滋賀）は、第7シードの宇川開惺（新町小学校／京都）に対し、第1セットを粘り強くラリー戦を制して7-5で先取。第2セットはリードを許すも、「長いラリーで相手がミスをするとメンタルが崩れるからそれまで我慢」と疲れからか精彩を欠いた相手を一気に突き放して5ゲーム連取し6-3で下して準決勝進出を果たした。

父であり、コーチの貴史さんから「お前は強いから大丈夫や。いつものように」と背中を押され、自信を持って試合に臨めるという安居院。準決勝では、山口蒼司（大野南小学校／福岡）を6-2、6-3で下した第5シードの久野佑隼（玉川小学校／東京）と対戦する。

男子シングルス準々決勝の試合結果および準決勝の対戦カードは以下のとおりである。

＜男子シングルス準々決勝の試合結果＞

○1 山崎あさひ（川柳小学校／埼玉）[1] 6-4 3-6 6-2 ●9 沼尻聡一郎（慶応義塾幼稚舎／東京）[9] 

○32 中島一輝（根岸小学校／神奈川）[6] 2-6 6-1 6-1 ●24 佐藤謙信（西山小学校／兵庫）[15]
---------------------------------------------
○33 久野佑隼（玉川小学校／東京）[5] 6-2 6-3 ●47 山口蒼司（大野南小学校／福岡）

○64 安居院虹斗（青山小学校／滋賀）[2] 7-5 6-3 ●49 宇川開惺（新町小学校／京都）[7]

※ドロー番号／選手名／所属団体名／所属地域／シード数

＜男子シングルス準決勝の対戦カード＞

1 山崎あさひ（川柳小学校／埼玉）[1] vs. 32 中島一輝（根岸小学校／神奈川）[6]

33 久野佑隼（玉川小学校／東京）[5] vs. 64 安居院虹斗（青山小学校／滋賀）[2]