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2023.08.05

選手情報

「第41回 第一生命全国小学生テニス選手権大会」の女子シングルス4強が出揃う

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写真左より篠原絢、長谷川良菜、赤羽奏那、島村芽衣

長谷川良菜、赤羽奏那、島村芽衣、篠原絢が全小4強


8月4日、「第41回 第一生命全国小学生テニス選手権大会」(8月2~3日:東京都杉並区・武蔵野ローンテニスクラブ、8月4~6日・東京都世田谷区・第一生命相娯園テニスコート/クレーコート)の女子シングルス準々決勝が行われ、ベスト4が出揃った。

【画像】「第41回 第一生命全国小学生テニス選手権」女子シングルス準々決勝フォトギャラリー

過去の優勝者に世界で活躍してきた錦織圭(第19回大会)や西岡良仁(第25回大会)、内山靖崇(第22回大会)、奈良くるみ(第21回大会)や本玉真唯(第29回大会)らが名を連ねている今大会。女子シングルスは上位4シードが3回戦で姿を消して混戦模様となった。

ノーシードから唯一のベスト4に入ったのが3度目の全国小学生大会出場となった篠原絢(川之江小学校/愛媛)だ。自身の持ち味を「ネットプレーやショートクロスなどいろんなことができる」と言うように、一打でウィナーを放つようなパワーこそないものの、正確なショットメイクで相手を揺さぶりミスを誘発。第5シードの福井季実香(聖心女子学院初等科/神奈川)を6-2、6-2で下した。

今年6月から7月にかけて女子ジュニアを育成するプロジェクト「富士薬品セイムス ワールドチャレンジプログラム」でヨーロッパ遠征を経験した篠原。「ラリーが長くなることをヨーロッパで分かって、しっかり我慢できるようになった」とクレーコートで多くプレーしたことが生きたとした。

準決勝の相手となるのが、同じく「富士薬品セイムス ワールドチャレンジプログラム」でともに切磋琢磨している第6シードの長谷川良菜(神山小学校/愛知)だ。長谷川は準々決勝で、第1シードを破った第16シードの宮佑月(芳野小学校/埼玉)と対戦し、試合中に鼻血が出てしまうハプニングがありながらも、プレッシャーのかかる場面を取りきって6-4、6-1のストレート勝利で4強入り。攻撃的なプレーが自分のテニスだとしながらも、クレーコートでの戦いに合わせ「我慢強くチャンスが来るまで待った。チャレンジャーの気持ちで向かっていった」と試合を振り返った。

その他の女子シングルス準々決勝では、第7シードの赤羽奏那(宮谷小学校/神奈川)が濵田穂香(滝野小学校/千葉)を6-3、6-4で、第8シードの島村芽衣(豊が丘小学校/三重)が第14シードの岩佐綾香(立教女学院小学校/東京)を6-4、7-5で下し、準決勝に駒を進めている。

女子シングルス準々決勝の試合結果および準決勝の対戦カードは以下のとおりである。

<女子シングルス準々決勝の試合結果>

○16 長谷川良菜(神山小学校/愛知)[6] 6-4 6-1 ●8 宮佑月(芳野小学校/埼玉)[16]

○21 篠原絢(川之江小学校/愛媛) 6-2 6-2 ●32 福井季実香(聖心女子学院初等科/神奈川)[5]
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○33 赤羽奏那(宮谷小学校/神奈川)[7] 6-3 6-4 ●44 濵田穂香(滝野小学校/千葉) 

○49 島村芽衣(豊が丘小学校/三重)[8] 6-4 7-5 ●57 岩佐綾香(立教女学院小学校/東京)[14] 

※ドロー番号/選手名/所属団体名/所属地域/シード数の順で記載

<女子シングルス準決勝の対戦カード>

16 長谷川良菜(神山小学校/愛知)[6] vs. 21 篠原絢(川之江小学校/愛媛)

33 赤羽奏那(宮谷小学校/神奈川)[7] vs. 49 島村芽衣(豊が丘小学校/三重)[8]

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Photo by Tennis Classic