アルカラスとジョコビッチの世界1位&2位が同グループに。デ杯ファイナルズのグループステージ出場選手が発表

ウィンブルドン決勝を戦ったアルカラスとジョコビッチが同グループに

8月14日、ITF（国際テニス連盟）は男子国別対抗戦「デビスカップ・ファイナルズ」のグループステージ（9月12日～17日）に各国代表として出場する選手を発表。世界ランク1位のカルロス・アルカラス（スペイン）や同2位のノバク・ジョコビッチ（セルビア）らが選出されている。

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グループステージは、イタリア・ボローニャ（グループA）、イギリス・マンチェスター（グループB）、スペイン・バレンシア（グループC）、クロアチア・スプリット（グループD）の4都市で開催。各グループ4ヵ国が総当たり戦で争われ、、各グループの上位2ヵ国がスペイン・マラガで開催されるファイナルズ（11月21日～26日）に進出する。

今回発表された出場選手で注目は、今年のウィンブルドン決勝を戦ったスペインのアルカラスとセルビアのジョコビッチ。ともにグループCとなり、11月のファイナルズ進出をかけて戦う。また、昨年の優勝国カナダは、デニス・シャポバロフ（同22位）が出場し、フィリック・オジェ・アリアシムやミロシュ・ラオニッチは選出されなかった。

そのほかグランドスラム11度の優勝を誇るビヨン・ボルグの息子のレオ・ボルグ（スウェーデン）が代表初選出。フランスのアルトゥール・フィスや今年の全仏オープンジュニアを制しているクロアチアのディノ・プリズミッチら若手も選ばれた。

ITF会長のデビッド・ハガティ氏は、「世界最高の選手がこの素晴らしい大会に各国代表として名乗りを上げていることをうれしく思う。これほど多くのビッグネームがノミネートされたことは、この大会が世界中の選手にとっていかに重要であるかを物語っている。グループステージが近づくにつれ、期待が高まるよ」と述べている。

また、デビスカップ・ファイナルズのトーナメントディレクターを務めるフェリシアーノ・ロペスは、「国を代表する機会を与えられたことはテニス選手にとって最高の栄誉だ。選出された選手の質の高さがその証であり、この大会が世界中のトッププレーヤーにとってどれほど大きな意味を持つかを示している。グループステージは熱狂的なサポーターの前で行われる団体戦で、とてもエキサイティングな1週間になるだろう」とコメントした。

各国の出場予定選手は以下のとおりである。

＜グループA＞イタリア・ボローニャ
◆カナダ
D.シャポバロフ（単22位）
V.ポスピシル（単168位）
G.ディアロ（単134位）
A.ガラルノー（単196位）

◆イタリア
J.シナー（単6位）
L.ムゼッティ（単18位）
M.ベレッティーニ（単38位）
S.ボレッリ（複43位）
F.フォニーニ（複80位）

◆スウェーデン
E.イマー（単181位）
D.N.マダラス（単202位）
L.ボルグ（単407位）
A.ゴランソン（複69位）
F.ベルゲヒ（複190位）

◆チリ
N.ジャリー（単26位）
C.ガリン（単91位）
A.タビロ（単112位）
T.バリオス・ベラ（単119位）
G.ラマ（単372位）

＜グループB＞イギリス・マンチェスター
◆オーストラリア
A.デミノー（単12位）
J.トンプソン（単55位）
T.コキナキス（単78位）
M.エブデン（複9位）
M.パーセル（複44位）

◆イギリス
C.ノリー（単15位）
D.エバンズ（単28位）
A.マレー（単36位）
N.スカップスキー（複1位）

◆フランス
A.マナリノ（単32位）
U.アンベール（単33位）
A.フィス（単46位）
E.ロジェ・バセラン（複10位）
N.マウ（複39位）

◆スイス
S.ワウリンカ（単51位）
M-A.ヒュースラー（単86位）
D.ストリッカー（単131位）
L.リーディ（単165位）
A.リチャード（単186位）

＜グループC＞スペイン・バレンシア
◆スペイン
C.アルカラス（単1位）
A.ダビドビッチ・フォキナ（単23位）
R.バウティスタ・アグ（単37位）
M.グラノイェルス（複16位）

◆セルビア
N.ジョコビッチ（単2位）
L.ジェレ（単34位）
M.ケツマノビッチ（単41位）
D.ラヨビッチ（単66位）
H.メジェドビッチ（単144位）

◆チェコ
J.レヘチカ（単35位）
T.マハチ（単102位）
J.メンシク（単192位）
A.パブラセク（複60位）

◆韓国
S.クォン（単107位）
S.ホン（単204位）
J.ナム（複123位）
Y.S.チョン（複129位）
M.ソン（複171位）

＜グループD＞クロアチア・スプリット
◆クロアチア
B.チョリッチ（単16位）
B.ゴジョ（単114位）
D.プリズミッチ（単175位）
I.ドディグ（複6位）
M.パビッチ（複21位）

◆オランダ
T.フリークスポール（単25位）
B.ファン・デ・ザンツフープ（単47位）
G.ブラウワー（単147位）
W.クールホフ（複1位）
M.ミデルクープ（複36位）

◆アメリカ
F.ティアフォー（単10位）
T.ポール（単13位）
M.マクドナルド（単43位）
A.クライチェク（複3位）
R.ラム（複4位）

◆フィンランド
E.ルースブオリ（単60位）
O.ヴィルタネン（単137位）
H.ヘリオバーラ（複22位）
P.ニクラス・サルミネン（複111位）
P.カウコバルタ（複797位）

※ランキングは8月14日時点。シングルス、ダブルスのうち高い方を記載

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