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2023.08.29

大会情報

16歳以下男子シングルスは田畑遼が2年連続のタイトル奪取。女子は野口紗枝が単複2冠達成 [ユニクロ全日本ジュニアテニス選手権]

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16歳以下男子シングルスは田畑遼、女子は野口紗枝が栄冠


「ユニクロ全日本ジュニアテニス選手権2023」(東京都江東区・有明テニスの森公園テニスコート)の大会最終日が8月28日に行われ、16歳以下男女シングルス決勝が行われた。

【画像】「ユニクロ全日本ジュニアテニス選手権2023」16歳以下のシングルス組み合わせ

大会ディレクターに元世界ランク32位の奈良くるみを迎え、1999年以来24年ぶりに東京・有明に帰ってきた今大会。

16歳以下男子シングルス決勝は、第1シードの松村怜(あおやま庭球塾)と第2シードの田畑遼(むさしの村ローンテニスクラブ)が対戦。試合開始から攻撃的なテニスを展開し勢いに乗った田畑が第1セットを6-0で奪うと、ラリー戦も増えた第2セットでも6-3と昨年(14歳以下)に続いて全日本ジュニアのタイトルを手にした。

今年4月に行われたMUFG全国ジュニア決勝では田畑がフルセットの接戦で勝利していたが、この日はストレートの快勝。「試合に入る前は緊張していた」という田畑だが、「試合の入りが良くて、そこから自分から攻められるなと思って攻めたら相手にもプレッシャーがかかって、自分のやりたいようにできた」と勝因を口に。「自分のいいプレーができた。勝つことができてうれしい」と2年連続での全日本ジュニア優勝を喜んだ。

16歳以下女子シングルスは、第2シードの野口紗枝(レニックステニススクール)と第4シードの山本晄(MAT Tennis Academy)の決勝となり、野口が6-4、6-3のストレートで山本を下し、全日本ジュニアのタイトルを初めて手にした。

「すごい緊張してラケットが振れなくて…」と最初のサービスゲームを落として出ばなをくじかれた野口。だが、優勝したMUFG全国ジュニア決勝でも同じように緊張からセットを落とした反省をこの日は生かした。「コートに入れることだけを考えて、1本でも相手に多く打たせて、早くミスしないように」と粘り強く山本のショットを返球し、ミスを引き出して全日本ジュニアのタイトルを獲得した。

また、野口は石島侑寿(レニックステニススクール)のダブルスでも優勝し単複2冠を達成。男子ダブルスは、岡橋優希(ISHII TENNIS ACADEMY)/鈴木琉斗(テニスクラブコスパ かわち)が制している。

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Photo by Tennis Classic