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2023.08.30

選手情報

西岡良仁、2016年覇者のワウリンカに敗れ初戦敗退。USオープンで4年ぶりの勝利ならず[USオープン]

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西岡良仁は元世界3位ワウリンカに敗れ初戦敗退


現地8月29日、「USオープン」男子シングルス1回戦が行われ、西岡良仁(ミキハウス/世界ランク44位)は、2016年覇者のスタン・ワウリンカ(スイス/同49位)と対戦。6-7(5)、2-6、5-7のストレートで敗れ、初戦敗退となった。

【動画】西岡良仁、ワウリンカに敗れ4年ぶりにUSオープンで勝利ならず マッチハイライト

27歳の西岡は、今年の全豪オープンと全仏オープンでベスト16入りを果たし、自己最高ランキングを24位まで上昇。だが、全仏オープンで左脚を痛めると左肘も負傷し、5大会で4度の初戦敗退を喫している。

6年連続9度目の出場となった今大会の初戦の相手は、2016年覇者のワウリンカ。今季を148位でスタートさせたものの、7月末のATP250ウマグ大会での準優勝するなど1年10ヵ月ぶりにランキングをトップ50に戻している。

両者の対戦は、2017年3月のATPマスターズ1000インディアンウェルズ大会4回戦以来、6年半ぶり。この時は当時世界ランク3位のワウリンカが6-3、3-6、7-6(4)で当時70位の西岡を下している。

第1セット、西岡は粘り強く、ショットの軌道を変えて相手に気持ちよく打たせず。サーブも的確にコースを変えてテンポ良くサービスキープする。対するワウリンカも豪打で西岡を押し込んでいき、次々とウィナーを獲得。互いに持ち味を生かしてブレークポイントがないままタイブレークに突入すると、5-5で西岡のバックハンドがわずかにネットにかかり痛恨のミニブレーク。このリードを生かしたワウリンカが7-6(5)でセットを取る。

続く第2セットは互いにブレークしてスタートしたものの、ワウリンカの勢いが増して西岡はその後2度のブレークを許して2-6。第3セットもチャンスを握ることができずに第7ゲームのブレークを挽回できずに4-6とストレートで敗れ、同大会4年ぶりの初戦突破とはならなかった。

ワウリンカは、2019年大会以来4年ぶりに同大会で勝利。2回戦で第30シードのトーマス・マーティン・エチェベリ(アルゼンチン/同34位)と対戦する。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma