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2023.09.30

選手情報

世界19位クデルメトワ、3時間25分の激闘を制し決勝へ! 過去2度準Vのパブリチェンコワを下す[東レPPO]

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Photo by Getty Images

クデルメトワ、パブリチェンコワとの激闘を制して決勝進出


9月30日、「東レ パン パシフィック オープン」(東京・有明/WTA500)シングルス準決勝が行われ、第8シードのベロニカ・クデルメトワ(世界ランク19位)がアナスタシア・パブリチェンコワ(同86位)を7-6(6)、6-7(2)、6-3で下し、決勝進出を果たした。

【動画】クデルメトワが3時間25分の激闘制し決勝進出 マッチハイライト

26歳のクデルメトワは、今季のツアー大会で優勝はないものの、6月のWTA250スヘルトーヘンボスで準優勝。クレーコート・シーズンでのWTA1000の2大会でベスト4入りしている。昨年の東レPPOではベスト4だった。

対するは、2017年と2019年の東レPPOで準優勝のパブリチェンコワ。直接対決では2勝2敗と五分で、約2年半ぶりの対戦となった。

試合は、第6ゲームでパブリチェンコワがクデルメトワのセカンドサーブを叩いて0-40のチャンスを作ると、これを生かしてブレークする。だが、直後の第7ゲームではクデルメトワが反撃。連続リターンエースを奪ってブレークバックに成功する。

5-4の第10ゲームでは、パブリチェンコワが30-40とセットポイントを握ったものの、力が入ってしまいリターンミス。その後もクデルメトワが計5度のセットポイントを守り切ると、そのまま突入したタイブレークでも勝負所で強烈なサーブを決めて、7-6(6)でセットを奪った。

続く第2セットでは、先にブレークされたクデルメトワが第8ゲームで0-40を生かしてブレークバックし、再びタイブレークへ。今度はパブリチェンコワが意地を見せて2-2から5ポイント連取でセットを奪い返した。

ここまで約2時間半の戦いを見せている両者は、最終セットでも互いに一歩も譲らずに激しいストローク戦が繰り広げる。その中、第7ゲームでクデルメトワが強烈なリターンを放ち、ブレークに成功。均衡が破れると、さらにプレッシャーを強めて第9ゲームもパブリチェンコワのサービスゲームを破って6-3。3時間25分の激闘に終止符を打った。

クデルメトワは今季2度目のツアー決勝進出。ツアー2勝目をかけた舞台では、第2シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ/同4位)と第4シードのマリア・サッカリー(ギリシャ/同6位)の勝者と対戦する。

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