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2023.11.01

選手情報

錦織圭、試合に出られない日々が続き「もう試合に出させてくれてもいいんじゃないか」と苦しい胸中を明かす

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錦織圭「続けてウィズドローしている状況はとても苦しい」


10月31日、元世界ランク4位で現在怪我からの復帰を目指している錦織圭(ユニクロ/世界ランク351位)が、自身のインスタグラムで「続けてウィズドローしている状況はとても苦しい」と試合に出場できない苦しい胸の内を明かした。

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今年12月に34歳を迎える錦織は、6月にツアー下部のチャレンジャー大会で約1年8ヵ月ぶりに実戦復帰を果たすと、いきなり優勝。その後もコンスタントに結果を出すと、翌月にはツアー大会でベスト8入りを果たしている。

だが、プレーの質が上がるにつれて体への負担も増えた。膝の痛みが癒えず、目標としていた全米オープンや10月の「木下グループジャパンオープン」(東京・有明/ATP500)を欠場。日本で開催されるチャレンジャー大会に出場する意向を示していたが、11月6日からの「ユニ・チャームトロフィー 愛媛国際オープン」と11月13日からの「兵庫ノアチャレンジャー」の欠場も決まった。

錦織は、「6月に久しぶりの復帰をしそこから何大会か戦うことができ調子も上がってきていました。そこから膝の調子が悪くなり今に至ります」と現状を綴り、「すごく楽しみにしてた全米そしてジャパンオープン、日本でのチャレンジャーの大会続けてウィズドローしている状況はとても苦しいです。自分の体ですし何も言い訳することはできませんがそろそろもう試合に出させてくれてもいいんじゃないかと考える日々です」と心境を明らかにした。

「それでもやることは変わらずいつかは治ると言い聞かせ毎日ジムに向かいます。最近はまだ動かずですけどテニスはできてるのでもうちょっとではあると思うんですけどね。こればっかりはなかなか治ってくれない身体なのでもうしばらく辛抱して頑張ります。もし楽しみに松山、兵庫と待ってくれてた方がいたらすみません。まだ諦めたわけではないので残り2大会出れるように頑張ります。もし出れなかったら全豪までには急いで治します。この期間も自分の糧となることを信じて」と自身の試合を楽しみにしていたファンに謝罪し、早くコートに戻れることを願い、これからもトレーニングを続けていくとした。

ファンが錦織の試合を見ることができないのは残念なことだが、それ以上に辛いのは試合をしたいのにできない錦織本人。再びコートで見られる日を楽しみにしたい。

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Photo by Tennis Classic

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