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2024.03.18

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シフィオンテク、失セット0の完全優勝。決勝で世界9位サッカリーに完勝「すごくうれしい」[BNPパリバ・オープン]

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Photo by Getty Images

シフィオンテクが快勝で今季2勝目


現地3月17日、女子ツアー「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/WTA1000)シングルス決勝が行われ、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド/世界ランク1位)が、第9シードのマリア・サッカリー(ギリシャ/同9位)を6-4、6-0で下し、2年ぶり2度目のタイトルを手にした。

【動画】シフィオンテクが失セット0の完全優勝で今季2勝目! マッチハイライト

22歳のシフィオンテクは、今年最初のグランドスラムである全豪オープンで3回戦敗退となったものの、2月のWTA1000ドーハで今季初タイトルを手にしている。

4年連続4度目の出場となった今大会では、2回戦でダニエル・コリンズ(アメリカ/同56位)を6-3、6-0で下すと、3回戦では全豪オープンで逆転負けを喫しているリンダ・ノスコバ(チェコ/同29位)を6-4、6-0で雪辱。4回戦でユリア・プチンツェワ(カザフスタン/同79位)を6-1、6-2、準々決勝でキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク/同204位)を6-4、1-0(RET)、準決勝でマルタ・コスチュク(ウクライナ/同32位)を6-2、6-1で下し、セットを落とすことなく勝ち上がってきた。

第9シードのサッカリーとの決勝では、第1セット第2ゲームのチャンスでミスを引き出してブレーク。第5ゲームではサッカリーにブレークバックを許したものの、ピンチを迎えたのはこれが最後だった。互いにテンポよくサービスキープして迎えたセット終盤の第10ゲーム、シフィオンテクはチャンスでフォアハンドを振り抜いてウィナーを奪って2度目のブレーク。6-4でセットを先取すると、第2セットも手を緩めることなく一気に6ゲームを連取し、同大会2年ぶり2度目の優勝を成し遂げた。

今大会、シフィオンテクは1セットも失っておらず完全優勝。だが、全豪オープンで敗れているノスコバや長年対戦していなかったウォズニアッキなどランキング以上にタフな相手と対戦があり、「ドロー運に恵まれなかった。かなりストレスを感じていた」と言う。

それらの不安を乗り越えてツアー通算19勝目。「本当に誇りに思うよ。すごくうれしいわ。大会中に改善できてよかったし、最後の2試合はいい感じで自信が持てた」と満足のいくプレーができたとした。

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