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2024.07.28

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ダニエル太郎、見せ場作るも世界8位ルードに屈し初戦敗退[パリ五輪]

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Photo by Getty Images

ダニエル太郎、クレー巧者のルードにストレートで敗れる


現地7月28日、「パリ五輪」のテニス競技で男子シングルス1回戦が行われ、3度目の五輪出場となったダニエル太郎(エイブル/世界ランク90位)は、第6シードのキャスパー・ルード(ノルウェー/同8位)に5-7、1-6のストレートで敗れた。

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リオデジャネイロ、東京に続いて3大会連続出場となった31歳のダニエルは、初戦で自己最高ランク2位のルードと対戦。初対戦となった2016年9月のチャレンジャー大会では敗れているダニエルだが、昨年2月に行われたATP500アカプルコでは約3時間の熱戦の末に7-5、2-6、7-6(5)で破っている。

ダニエルにとっては良いイメージのある相手だが、パリ五輪と同じ会場で行われているグランドスラム、全仏オープンでは2度の準優勝を果たしており、今年もベスト4と好成績を残している強敵。キャリア通算12度の優勝のうち、11度をクレーコートで挙げるツアー屈指のクレー巧者だ。

その難敵を相手に、ダニエルは試合開始早々にルードのスピンの効いたストロークに苦しみながらも、崩れた体勢からのパッシングショットやリターンエースを決めて、ブレークに成功。その後もチャンスがあれば、前に一歩詰めて積極的に攻撃しプレッシャーをかけて、サービスキープを続けていく。

だが、徐々にルードのショットが厳しいコースに決まり始め、第8ゲームでブレークを許して追いつかれる。第10ゲームでのセットポイントこそしのいだダニエルだが、5-6での第12ゲームをキープできずに、5-7でセットを失った。

持ち返したいダニエルだったが、ギアをまた一段階上げてきたルードからチャンスを握れず。反対に、チャンスを確実にものにされて、1-1から5ゲーム連続で奪われ1-6。2回戦進出とはならなかった。

2回戦でルードは、ペドロ・マルチネス(スペイン/同45位)とアンドレア・ババソーリ(イタリア/同207位)の勝者と対戦する。

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