close

2024.08.23

選手情報

日比野菜緒が3年ぶり、柴原瑛菜がグランドスラム予選初挑戦で全米オープンシングルス本戦へ

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

Photo by Getty Images

今年最後のグランドスラム、全米オープンのシングルス予選

現地8月22日、今年最後のグランドスラムである「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)の男女シングルス予選決勝が行われ、女子の日比野菜緒(ブラス/女子世界ランク157位)、柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス/女子同218位)が本戦出場の切符を獲得。男子の望月慎太郎(木下グループ/同155位)はフルセットの末に敗れた。

【画像】大坂なおみや西岡良仁ら日本人6名が本戦出場!「全米オープン」男女シングルス組み合わせ

19日から22日まで行われる全米オープン予選。3試合を勝ち抜けば本戦の出場権を手にすることができる。

予選4日目となった22日、2度目の全米オープン挑戦となった望月は、予選決勝で元世界ランク39位のラドゥ・アルボット(モルドバ/同138位)と対戦。第1セットを4-6で落とした望月は、第2セットで3-5から4ゲームを奪って7-5でセットを取り返す。最終セットも先にリードを奪った。だが、3-0からピンチを防ぎきれず、一気に6ゲームを失って3-6とフルセットの接戦の末に敗れた。

3年連続で予選からの出場となった日比野は、予選決勝でジャン・スジョン(韓国/女子同239位)と対戦。3度のブレークを許して1-6で第1セットを失ったものの、第2セット以降はサービスゲームを落とさずに6-2、6-0と連取。予選3試合すべてをフルセットで勝ち抜き、3年ぶりの本戦出場を決めた。

また、シングルスではグランドスラム初挑戦となった柴原は、アリアン・ハルトノ(オランダ/女子同149位)と対戦。第1セットを3-6で奪われたが、第2セットでは4ゲーム連取で流れを作って6-1と挽回する。最終セットは先にリードし一度は追いつかれたが、すぐさま再びブレークして6-4。シングルスでは初めてのグランドスラム本戦出場を決めた。

同日にはシングルス本戦の組み合わせも発表され、日本人男子では西岡良仁(ミキハウス/同51位)がミオミール・ケツマノビッチ(セルビア/同53位)、ダニエル太郎(エイブル/同88位)がトリスタン・スクールケイト(オーストラリア/同195位)と対戦。

日本人女子では、内島萌夏(安藤証券/女子同63位)がタマラ・コーパチ(ドイツ/女子同109位)、ワイルドカード(主催者推薦)を得た大坂なおみ(フリー/女子同85位)が第10シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア/女子同10位)、日比野がキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク/女子同70位)、柴原がダリア・サビル(オーストラリア/女子同93位)と対戦する。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録