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2025.02.06

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17歳の園部八奏、元世界2位のジャバーと渡り合うもストレートで敗れ2回戦敗退[アブダビ・オープン]

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Photo by Getty Images

園部八奏、ツアー本戦デビュー戦は2回戦敗退


現地2月5日、「ムバダラ・アブダビ・オープン」(アラブ首長国連邦・アブダビ/WTA500)シングルス2回戦が行われ、17歳の園部八奏(与野テニスクラブ/世界ランク837位)はオンス・ジャバー(チュニジア/同33位)と対戦。3-6,3-6のストレートで敗れ、元世界2位から金星を挙げることはできなかった。

【動画】17歳の園部八奏、元世界2位のジャバーに挑むもストレートで敗れる 2回戦ハイライト

17歳の園部は、今年1月に行われた「全豪オープンジュニア」で優勝。日本人女子としては1969年の「ウィンブルドンジュニア」を制した沢松和子以来、56年ぶりの快挙を成し遂げた。

昨年大会に続いて予選ワイルドカードを獲得した園部は、予選1回戦でヘイリー・バプティスト(アメリカ/同93位)を6-3,6-1で下し、トップ100から初勝利。続く予選決勝でもクリスティーナ・ブクサ(スペイン/同98位)に6-3,6-3とストレート勝ちし、ツアー本戦初出場を決めた。

そして、現地3日に行われた1回戦では、ユエ・ユアン(中国/同55位)に6-4,6-3で勝利し、ツアーデビュー戦を白星で飾っている。

2回戦ではグランドスラムで3度の準優勝経験のある元世界2位のジャバーと対戦。試合序盤では、園部の持ち味でもある攻撃的なプレーが冴えたものの、次第にジャバーもドロップショットで揺さぶりをかけ、園部に難しいショットを強いる。セット後半、ミスが重なってしまい3-6で第1セットを失った。

挽回したい園部は、第2セットでも一歩も引くことなく積極的な姿勢を貫く。中盤以降は、度々デュースになりプレッシャーがかかる場面をしのいで堂々とプレーした園部。だが、第8ゲームで痛恨のブレークを許して、そのまま3-6とストレートで敗れた。

敗れはしたものの、元世界2位のジャバーに対して真っ向勝負を仕掛けた園部。試合後にジャバーは「私が17歳だった頃よりはるかに上手。本当に成熟している」とし、「彼女は素晴らしいキャリアを築くと思う。あのようなプレーをしているから、まだ若いしもっと経験を積めばいろんな状況に対処できるようなる」と語った。

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