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2025.03.08

選手情報

綿貫陽介、世界20位マハツが途中棄権し3回戦進出。次戦は世界17位ティアフォー[BNPパリバ・オープン]

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綿貫陽介 ATPマスターズ1000でキャリア2度目の3回戦進出


現地3月7日、「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ATPマスターズ1000)シングルス2回戦が行われ、綿貫陽介(SBCメディカルグループ/世界ランク349位)は、第19シードのトマーシュ・マハツ(チェコ/同20位)と対戦。4-6,4-2の第7ゲーム途中でマハツが棄権し、3回戦進出を果たした。

【動画】綿貫陽介 思わぬ形で「BNPパリバ・オープン」3回戦進出 マッチハイライト

26歳の綿貫は、昨年1月に膝を負傷し2月にツアーから離脱。9月に復帰を果たした。今季はチャレンジャー大会でベスト8に入ったものの、その後の全豪オープンやツアー大会では予選敗退が続いていた。

今大会はプロテクトランキング(負傷により6ヵ月以上出場しない選手に与えられる救済措置)を利用して予選から出場。2試合をいずれもストレートで勝利し、本戦に初出場を果たしている。

初戦では元世界17位のアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン/同82位)と対戦し、武器であるサーブを活かしたテンポの速い攻撃が奏功して6-3,3-6,6-3のフルセットで勝利。5か月ぶりにツアー白星を挙げた。

2回戦では第19シードのマハツと初対戦。第1セット、第6ゲームで先にブレークを許した綿貫は、直後の第7ゲームではコートの中でコートの中でボールを捉えて、マハツに時間を与えずブレークバックに成功する。しかし、第10ゲームではミスが重なってしまい、2度目のブレークを許して4-6でセットを失った。

続く第2セットの立ち上がりから膝に手を置いて苦悶の表情を浮かべるマハツ。ボールを追えないこともある中で、綿貫がブレークスタートを決める。第4ゲームでのピンチをしのいでリードを守ると、第7ゲームで15-30となったところでマハツが棄権することを決断し、思わぬ形で3回戦進出を決めた。

3回戦では、第16シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ/同17位)と対戦する。

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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma

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