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2025.03.20

選手情報

石井さやか、元世界10位ラドゥカヌに完敗。WTA1000初の本戦も初戦突破ならず[マイアミ・オープン]

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Photo by Getty Images

石井さやか 元世界10位ラドゥカヌに完敗で初戦敗退

現地3月19日、「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/WTA1000)シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場の石井さやか(ユニバレオ/世界ランク188位)は、元世界10位のエマ・ラドゥカヌ(イギリス/同60位)と対戦。2-6,1-6のストレートで敗れ、WTA1000で初の勝利を挙げることはできなかった。

【動画】石井さやか、WTA1000で初勝利ならず マッチハイライト

19歳の石井は、昨年10月の「東レ パン パシフィック オープンテニス」(東京・有明コロシアム/WTA500)で予選から勝ち上がり8強入り。その後、ツアー下部の中心にプレーして、今週発表されたランキングでは自己最高の188位を記録している。

ワイルドカードで出場している今大会は、石井にとって3度目のツアー本戦の舞台。グランドスラムに次ぐグレードのWTA1000本戦は初めてである。

初戦の相手は、2021年全米オープン女王で元世界10位のラドゥカヌ。2023年に度重なる怪我で9か月間ほど実戦から離れた後、昨年復帰しトップ100にカムバックしている。

第1セット、序盤からパワフルなショットでプレッシャーをかけようとする石井。だが、力が入ったか、ショットがベースラインをわずかに割って、ラドゥカヌにブレークを許す。

直後には、チャンスで柔らかなタッチのドロップボレーを披露した石井がブレークバック。しかし、ラドゥカヌが安定感を取り戻して第6、第8ゲームを破って4ゲームを連取し、石井は2-6で第1セットを失った。

第2セットも攻守のメリハリをつけるラドゥカヌに対して、リスクを冒して攻める石井だったが、なかなかショットの精度は上がらずラドゥカヌが5ゲームを連取。石井は、第6ゲームに意地のサービスキープで1ゲーム奪うも、そのまま1-6とストレートで敗戦。WTA1000のデビュー戦はほろ苦いものとなった。

同大会で初白星を挙げたラドゥカヌは、2回戦で第8シードのエマ・ナバーロ(アメリカ/同10位)と対戦する。

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