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2025.09.13

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日本は初日2連敗で崖っぷち 添田豪監督「もう一度気持ちを入れ直して準備をしたい」[デビスカップ]

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日本はドイツに2連敗であとがなくなる


9月12日に男子国別対抗戦「デビスカップ ファイナル予選2回戦 日本対ドイツ」(東京・有明/9月12~13日)第1日を終え、日本は0勝2敗。添田豪監督は、「この状況は変えられない。もう一度気持ちを入れ直して準備をしたい」と前を向いた。

【動画】日本はドイツに2連敗と崖っぷちに 初日ハイライト

前年の優勝国であるイタリアを除いて、ファイナル進出の7ヵ国を決める予選2回戦。日本は3度の優勝を誇るドイツと対戦した。

オープニングマッチでは、2023年以降のデビスカップでシングルス7連勝中だった西岡良仁(ミキハウス/世界ランク153位)が登場。「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)で予選から出場し16強入りを果たしたヤン・レナード・ストルフ(同98位)に、2時間25分の熱戦の末に4-6,7-6(4),4-6と惜しくも敗れた。

試合を通して、西岡には10本のブレークポイントが訪れたが、「今日に関してはどうしていいのかわからなかった。自分としてはやることをすべてやって、チャンスを作って、あと1点取るところまでしっかり作り上げた。その中であと1点がどうしても取れない日だったのが今日だった」とした。

第2試合では、自己最高ランク104位となり、シングルス1番手として今大会に臨む望月慎太郎(木下グループ)が、ヤニック・ハンフマン(同135位)と対戦。相手のビッグサーブ、パワフルなストロークに押されて苦しい展開となり、3-6,3-6のストレートで敗れた。

「できる限りの準備をしましたし、試合の中でもベストを尽くしたつもり。相手は経験もあって、こういう場面でレベルの高いプレーをしてきたので、そこに対して僕がついていけなかった。相手に突き放されてしまい、シンプルに力不足を感じた試合でした」と唇を噛んだ。

初日を0勝2敗で終えた日本の添田監督は、「1試合目から本当にちょっとのところだったと思います。紙一重というか、0-2になってしまいましたけど、少しのところの流れが向こうにいってしまったことで勢いがついてしまった」と振り返った。

1試合も落とすことができない崖っぷちに立たされた日本。2日目はダブルスから行われ、日本の綿貫陽介(SBCメディカルグループ)/柚木武(イカイ)は、ドイツのケビン・クラビーツ/ティム・プッツという昨年のツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」優勝ペアが待ち受ける。

「この状況は変えられない。明日、今日よりも気持ち的にも、テニス的にももう一度気持ちを入れ直して、しっかり準備をしたい。ダブルスで勝てば、また違う状況になってくる。ダブルスでチーム全体が勝つんだという気持ちにしていきたい」と添田監督は顔を上げた。

<日本>
望月慎太郎(木下グループ/単:104位 複:440位)
綿貫陽介(SBCメディカルグループ/単:151位 複:897位)
西岡良仁(ミキハウス/単:153位 複:―)
坂本怜(IMG/単:189位 複:879位)
柚木武(イカイ/単:1625位 複:114位)

<ドイツ>
ヤン・レナード・ストルフ(単:98位 複:348位)
ヤニック・ハンフマン(単:135位 複:―)
ジャスティン・・エンゲル(単:219位 複:294位)
ケビン・クラビーツ(単:― 複:12位)
ティム・プッツ(単:― 複:13位)

【U-NEXTが独占生配信】
2025年から5年間にわたってATPツアーとのパートナーシップを締結したU-NEXTが、9月12日(金)~13日(土)の2日間に開催される「デビスカップ ファイナル予選2回戦 日本対ドイツ」を独占ライブ配信を行う。

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写真:Tennis Classic