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2025.09.29

選手情報

ジャパンOP初出場のブルックスビーが世界11位ルーネを破り4強!「良い流れを持ち込めた」[木下グループジャパンオープン]

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ブルックスビー 初出場のジャパンオープンで4強


男子ツアー「木下グループジャパンオープン」(東京・有明コロシアム/ATP500)シングルス準々決勝が9月28日に行われ、ジェンソン・ブルックスビー(アメリカ/世界ランク86位)が、ホルガー・ルーネ(デンマーク/同11位)を6-3,6-3で下して、準決勝進出を果たした。

【動画】ブルックスビー ネット際で素早い反応見せる&マッチハイライト

24歳のブックスビーは、今年3月のATP250ヒューストンでツアー初優勝。初出場となった今大会は、1回戦で第6シードのウーゴ・アンベール(フランス/同24位)を7-6(4),6-3、2回戦でルチアーノ・ダルデリ(イタリア/同30位)を7-6(7),6-1と、ランキングで格上の選手を破って8強入りしている。

この日は、昨年ベスト4に入り、今年も準々決勝までストレートで勝ち上がっているルーネと対戦。試合の立ち上がり、互いにテンポよくポイントを獲得してサービスキープする。強烈なフォアハンドやドロップショットで揺さぶるルーネに対し、ブルックスビーはエネルギッシュなプレーを続ける。

セット中盤のピンチをしのぎ切ったブルックスビーは、3-3の第7ゲームでチャンスボールのミスが出たルーネのサービスゲームを破る。苦しむルーネを感じ取ったが、「自分のプランを変えることはなかった。相手が疲れているように見えたら走らせ続けようとしている」と動じず。コートを広く使って相手を動かすプレーで流れを渡さない。第9ゲームも破って6-3でセットを奪った。

第2セットではルーネに先にリードを許したが、安定したプレーを続けたブルックスビー。粗さが目立つルーネから、2度のブレークで一気に5ゲームを奪って4強入りを決めた。

「良い試合ができた。ルーネのような相手は、とても安定していて常にタフな試合になるのはわかっていたが、最初の2試合から良い流れを持ち込めた」と振り返る。

準決勝の相手は、直接対決で1勝2敗としている第2シードのテイラー・フリッツ(アメリカ/同5位)となるが、今年は2度の対戦でいずれも敗戦。「ランキングが証明しているようにサーブ、リターン、ラリーとどれもそつなくこなす」とフリッツを評し、「ポイントの序盤の部分をもっと強化する必要がある。サーブ、リターン、最初の数ショットで相手の強みをどう攻略するか」と勝つためのカギだとした。

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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma