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2025.10.13

選手情報

日比野菜緒、世界49位ダニロビッチに善戦もフルセットで敗れて初戦敗退[木下グループジャパンオープン]

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2019年覇者の日比野菜緒 6年ぶりの初戦突破ならず


10月13日、女子ツアー「木下グループジャパンオープン」(大阪・モリタテニスセンター靭/WTA250)シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場の日比野菜緒(ブラス/世界ランク171位)は、第6シードのオルガ・ダニロビッチ(セルビア/同49位)に4-6,6-1,2-6のフルセットで敗れ、初戦突破とはならなかった。

【画像】「木下グループジャパンオープン」シングルス組み合わせ

ツアー通算3度のタイトルを獲得している30歳の日比野は、9月末に韓国・仁川で行われたITF大会W100で優勝し、今大会を迎えた。

2019年大会の覇者でもある日比野は、1回戦で第6シードのダニロビッチと対戦。第1セットは相手に先にブレークされる展開の中で、粘り強く食らいつく。しかし、相手のサービング・フォー・ザ・セットとなった3-5でブレークバックした直後に、3度目のブレークを許して4-6でセットを失った。

巻き返したい日比野は、第2セット第3ゲームで鋭いリターンを放ってリードを奪うと、焦りからかダニロビッチのミスが止まらない。しつこくラリー戦に持ち込み、緩急をつけたストロークで主導権を手放さなかった日比野が、第5、第7ゲームも破って、一気に6ゲームを連取してセットを奪い返した。

勝負の最終セット、序盤で流れに乗りたい日比野だったが、ダニロビッチも持ち直して安定したプレーに。2-2でピンチを迎えるとダブルフォールトで先にリードを許してしまうと、第7ゲームもブレークされて、そのまま2-6とフルセットの末に敗退。同大会では6年ぶりの初戦突破とはならなかった。

ダニロビッチは、2回戦でアシュリン・クルーガー(アメリカ/同48位)とマリア・サッカリー(ギリシャ/同55位)の勝者と対戦する。

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写真:Tennis Classic