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2025.10.26

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ベンチッチがツアー通算10度目のタイトルを獲得!世界17位ノスコバをストレートで下す[東レPPO]

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ベンチッチ 20歳のノスコバをストレートで撃破し優勝


女子ツアー「東レ パン パシフィック オープン」(東京・有明コロシアム/WTA500)シングルス決勝が10月26日に行われ、第5シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス/世界ランク13位)が第6シードのリンダ・ノスコバ(チェコ/同17位)を6-2,6-3で下して、ツアー通算10度目のタイトルを手にした。

【動画】ベンチッチがツアー通算10度目のタイトル獲得 決勝ハイライト

28歳のベンチッチは、2024年4月に第1子となる娘を出産し、昨年10月に復帰。今季は、2月のWTA500アブダビで2年ぶりにタイトルを獲得すると、7月のウィンブルドンでは2019年の全米オープン以来となるグランドスラム4強入りしている。

2015年に準優勝している今大会は、7年ぶり6度目の出場。また、2021年東京五輪ではシングルスで金メダルを獲得して以来の有明でのプレーとなった。

今大会は1回戦を免除されており、2回戦でバルバラ・グラチェワ(フランス/同82位)、準々決勝で第8シードのカロリーナ・ムホバ(チェコ/同21位)、準決勝で第10シードのソフィア・ケニン(アメリカ/同25位)を下して、決勝に進出している。

この日はツアー2勝目を狙った20歳のノスコバと対戦。立ち上がりに3度のブレークポイントを握られたベンチッチだが、これをしのぐと徐々にショットの精度も増して流れを引き寄せる。第6、第8ゲームでブレークし、一気に4ゲームを連取して6-2で第1セットを先取した。

第2セット、追い上げるノスコバにベンチッチは立て続けにブレークポイントを握られてしまう。しかし、しぶといプレーでノスコバにあと1本を渡さない。

反対に終盤の第8ゲームでワンチャンスを活かしたベンチッチ。試合を通じて計10度のブレークポイントをセーブし、6-3と40回記念大会となった東レPPOの新チャンピオンになるとともにツアー通算10度目のタイトルを手にした。








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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma