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2026.08.29

選手情報

坂本怜が錦織圭との日本人対決を制して全米オープンで初の本戦入り!錦織の最後のグランドスラムは予選決勝で敗退

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坂本がビッグサーブ&攻撃的なテニスで主導権を握り、ストレート勝ちで初の本戦切符を獲得

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)男子シングルス予選決勝が現地8月28日に行われ、坂本怜(IMG/世界ランク157位)と錦織圭(ユニクロ/同477位)が対戦。坂本が6-4,  7-6(3)で日本人対決を制して、同大会初めての本戦出場を決めた。

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8月24日から27日にかけて行われる予定だった予選は、27日が雨天のため順延となり、決勝は28日にもつれ込んだ。3試合を勝ち抜けば本戦への切符を手にする仕組み。

今シーズン限りでの現役引退を表明している36歳の錦織は、2014年の全米オープンで決勝へ進出。当時、グランドスラム男子シングルス決勝に進んだ初の日本男子選手となった。現役最後のグランドスラムとなる今大会は、2010年大会以来となる予選からのスタート。予選1回戦でセバスチャン・オフナー(オーストリア/同125位)をフルセットの末に6-1, 2-6, 6-2で下し、予選2回戦ではマイケル・アントニウス(アメリカ/同670位)を6-4, 6-4で破って5年ぶりの同大会本戦出場に王手をかけた。

対する20歳の坂本も調子を上げてきており、予選1回戦でジェイ・クラーク(イギリス/同239位)を4-6, 6-3, 6-4の逆転で下すと、予選2回戦では元世界38位のアレクサンドル・ミュレー(フランス/同138位)に6-3, 6-3と完勝。同大会初の本戦にあと1勝とした。

両者ともに盛田正明テニス・ファンドの支援を受け、アメリカのIMGアカデミーを拠点に腕を磨いてきた。日本テニス界をけん引してきた錦織と、次世代を担う坂本の一戦となった。

試合序盤は、緊張感の見える坂本を尻目に錦織が先にブレークしてリードするも、すぐさまブレークバックを許してしまう。切り替えの早い坂本は豪快なサーブ、アグレッシブなストロークで攻め立て、第5ゲームで2度目のブレークに成功。フィジカルに不安を抱える錦織にプレッシャーをかけ続け、5-4のサービング・フォー・ザ・セットでは時速220キロ以上のサーブを連発して坂本が第1セットを先取した。

続く第2セットも坂本は錦織のお株を奪うようなテンポの速い攻撃を展開する。しかし、錦織も度々ピンチを迎えながらも我慢強くプレーし、計4度のブレークポイントを凌ぐ。互いにサービスキープが続いてタイブレークに突入。一進一退の攻防の中で、坂本が高い集中力を維持してポイントを先行し、錦織の反撃を許さず最後は時速220キロのサービスエースを放ち、7-6(3)で注目の一戦を制して、同大会初めての本戦出場を決めた。


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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma