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2026.09.03

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シェルトン、元世界6位を接戦で撃破し4年連続3回戦へ!追い込まれた経験は「100%プラスになる」 [全米オープン]

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シェルトンがフルカチュとの激闘を制し3回戦へ進出


「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)男子シングルス2回戦が現地9月2日に行われ、第8シードのベン・シェルトン(アメリカ/世界ランキング9位)が元世界6位のフベルト・フルカチュ(ポーランド/同47位)を 6-3, 5-7, 7-6(3), 7-5 で破り、3回戦進出を決めた。

【動画】シェルトン、熱戦を制して4年連続「全米オープン」3回戦へ マッチハイライト

センターコートのアーサー・アッシュ・スタジアムの開閉式屋根が閉じられた中で行われた一戦は、ともに強烈なサービスを武器とする大型サーバー同士の接戦となった。第1セットを32分で先取した23歳の左利きシェルトンだったが、第2セットを奪い返されると、試合は白熱した展開へ。

第3セットのタイブレークを7-3で制して王手をかけると、第4セットは第12ゲームで価値あるブレークを果たし、3時間24分におよぶ熱戦に終止符を打った。今大会で全米オープンの2回戦敗退が0勝7敗となったフルカチュに対し、シェルトンは勝負どころで44本のウィナーを放つなど要所での強さを見せた。

試合後、会見に臨んだシェルトンは「セットカウントでリードを奪われることはなかったが、モメンタム(流れ)は間違いなくシフトしていた。彼がギアを上げたことで試合の主導権が分からなくなった」と振り返る。

「セットとブレークをリードした状態から彼が見せたレベルに対し、4セットで勝ち切れたこと、そして試合終盤に見せたプレーの方向性には非常に満足している」と述べるなど、苦しみながら掴んだ勝利に安堵の表情を浮かべた。

序盤で激しい戦いを経験したことの利点について問われると、「100%プラスになる。揉まれた経験は大きい。毎回5セットマッチを戦いたいわけではないが、今日のように追い詰められなければ改善できなかった課題が多くあり、試合を通じて成長できた」と分析している。

また、2003年のアンディ・ロディック(アメリカ)以来となる地元アメリカ勢の男子シングルス優勝という大きな期待と圧力を受けている点について、シェルトンは「この部屋(記者会見場)以外で、アメリカ人の優勝から遠ざかっている期間について考えることはほとんどない」と一蹴。「先を見据えすぎず、1試合ずつ自分のレースを走るだけ」と冷静に語り、一歩一歩着実に目の前の戦いに集中する姿勢を強調した。

さらに、自身のゲームで進化を感じている部分を問われると、「以前よりリターンが向上し、プレースタイルが多彩になった。時速150マイル(約241km)のサービスに頼らなくても、多様な組み立てでポイントを取れる。守備の質も上がり、より賢い選手になれている」と自信を覗かせた。

見事に接戦を制したシェルトンは、3回戦で同じ左利きのデニス・シャポバロフ(カナダ/同48位)と対戦する。


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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma