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2020.09.27

選手情報

西岡良仁が第4回『N論』を開催! “初戦の戦い方”“試合の見方”を語る

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それには、“プロの試合を見ること”が有効だと西岡は言う。
「僕がおすすめしたいのは、この選手はどういう風に点を取っているんだろう。そして、自分だったらこの選手からどのような展開を作ったら点が取れるのか。これが大事で作戦の練り方が勉強できる」と、ゲーム展開の作り方を伝えた。

ジュニア時代には、そのように考えることができなかったとした西岡だが、同じIMGテニスアカデミーに錦織圭(日清食品)がいたことやニック・ボロテリー氏から同じ左利きの元世界ランキング1位のチリの英雄、マルセロ・リオスの試合を見ることを勧められ、多くのことを学ぶことができたとした。

試合直前にはジュニア時代にナショナルチームで学んだ知識を基礎に、自分が入るコートの試合状況を見て、20~30分前からアップを開始。大きな動きで体を温め、細かいステップやその他のアジリティトレーニングで心拍数を高めて試合への準備を整えるという。

今回のN論は、9月27日から開幕する全仏オープン直前の開催。他のアスリートにとっては大会に集中したい時間だが、西岡は「ライブ感があっていいなと思いました」とコメントした。短い時間でもジュニアたちに伝えられたことがあったことだろう。

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