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2020.10.04

選手情報

世界1位のジョコビッチが線審を機械にすることを要求「機械を導入しない理由はない」

世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が10月3日、男子シングルス3回戦の勝利後の記者会見で「線審がいる理由はない」と語り、線審を機械に置き換えることを求めた。

全仏オープンでは、男子シングルス3回戦でデニス・シャポバロフ(カナダ)が大事な局面でミスジャッジがあったことに不満を募らせており、自身のSNSに「いつになったらクレーコートでホークアイが採用されるのか?」とコメントを添えて、判定を批判した。これに対して多くの選手がクレーコートでもホークアイやフォックステンなどの使用したビデオ判定を可能にすべきだとコメントしており、世界ランキング3位のドミニク・ティエム(オーストラリア)も「ホークアイがあることを100%支持する。これがクレーコートにあれば、誰にとっても公平だ」とした。

ジョコビッチもクレーコートでのビデオ判定に賛成の一人で、「このスポーツの伝統と文化に敬意を表しているが、線審を含め試合中にコートにいる人のことを考えると、テクノロジーが発達したこの時代に、ウエスタン&サザン・オープンやUSオープンのシステムを導入しない理由がない」と機械でのラインジャッジを考えるべきだと、自身の見解を述べた。
さらに「今の技術は非常に進歩しているため、線審をコートに配置する必要はない。もちろん技術が高価であるのは理解している」と経済的な面で難しいとしたが、「我々は、その方向に向かっている気がする。遅かれ早かれ線審がいる理由がなくなる。ボールパーソンは必要だが、線審がいる理由はわからない」とした。

USオープンでは、誤って線審にぶつけてしまい失格となったジョコビッチ。この出来事が起きたのは、この大会で線審がいるコートの2つのうちの一つ、アーサー・アッシュ・スタジアムで、その他のコートでは新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、機械でのラインジャッジを採用していた。
「伝統以外の理由があるなら教えてほしい。機械になれば、僕がニューヨークで起こしたようなことも減るだろうね」と皮肉交じりにコメントしている。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma