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2020.10.07

大会情報

シュワルツマンがティエムに5時間の激闘で勝利! ナダルとの準決勝へ<全仏オープン10日目>

10月6日、全仏オープン10日目が行われ、第12シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)が、USオープン覇者の第3シード、ドミニク・ティエム(オーストリア)を7-6(1)、5-7、6-7(6)、7-6(5)、6-2で制し、グランドスラム初のベスト4入りを決めた。

【画像】2017年の楽天ジャパンオープンでダブルスを組むティエムとシュワルツマン



互いに1セットずつ取り合った第3セットでは、5-3とリードを奪ったシュワルツマンだったが、4本のアンフォーストエラーでブレークされると、タイブレークも奪われ、セットを落とす。相手にリードされながらもフルスイングで驚異的なボールを放つティエムの姿は、悪魔そのものだった。


ティエムの厳しいボールにも食らいつくシュワルツマン

だが、シュワルツマンはコートを縦横無尽に駆けティエムのボールに食らいつく。第4セットでは先にリードを許したが、すぐさまブレークバック。さらに第5ゲームでブレークする。5-3のサービング・フォー・ザ・セットでは40-0からブレークされてしまうが、タイブレークで4つの身にブレークに成功。フルセットの戦いに持ち込んだ。
ファイナルセットは、互いに順調にサービスキープを続けたが、第6ゲームでシュワルツマンがブレークすると、ティエムにブレークポイントも与えず、試合時間5時間8分のマラソンマッチを制した。

試合後、「第2セット、第3セットはたくさんのチャンスがあった。だからこそ、自分に対して腹が立っていたよ。第4セットでは、5-4の40-0から彼は信じられないプレーを見せてブレークされてしまった。最高の選手の一人で、それができるんだ。タイブレークでは素晴らしいプレーができた。第5セットでもそれをキープすることができたし、フィジカル的にも彼より良かったから勝てたと思う」と激闘を振り返ったシュワルツマン。



準決勝で対戦するナダルについて、「これまでの成績を見ると1勝10敗だから勝てる自信があるかどうかはわからないな(笑) でも今週は勝てる可能性がある。それが大事なんだ。試合は2日後だし、まだ考えていないよ。この試合勝ったことがとてもうれしいし、それ以外のことは何も考えていない」と興奮した様子で語った。

一方、「5時間を超える試合をしたのは初めてだと思う」と語ったティエム。「正直に言って、限界を超えていた」と肉体的にも精神的にも目一杯だったとした。
それでも、「2人は100%の力を出し切った。今準決勝に進めなかったのは、非常に悔しいが同時に彼は本当に勝者に値する。初めてトップ10に入ったのも素晴らしいこと」と、シュワルツマンの勝利を称えた。


互いに健闘を称えあうティエムとシュワルツマン

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma