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2017.10.20

ギア情報

ついに発売となる「BURN 100TOUR CV」 その実力はいかなるものか!?

11月、ついに発売となる「BURN 100TOUR CV」。100平方インチだが、現行のBURN100シリーズのデュアルテーパービームではなく、錦織 圭が使用するBURN 95 CVと同じフラットビームのシリーズのラケットだ。10月20日公開のウェブマガジンでも紹介したとおり、2014年、USオープン準優勝時に錦織が使用していたSTeam PROのシリーズ「STeam 100」が原型とも言えるラケットである。そのバランスの良さ、ホールド感、パワーもあって、いまだ多くのプレイヤー(特にトップジュニアに人気)が使用しており、その進化版となれば、"ぜひ試してみたい"と思う人も多いだろう。

そこで、今回は新発売となる「BURN 100TOUR CV」、発売中の錦織 圭モデルで、上級者でなければその圧倒的なパワーは使いこなせないと言われる「BURN 95 CV」。そして、錦織を作った・育てたと言えるスペックで、先述の上級者にストロークで対抗できるハイパワーモデル「BURN 95J CV」の3本を用意して、編集部の試打コンビ(広)&(川)が、試打を行った。



テニスクラシック編集部(広)
「BURN 100TOUR CV」は扱いやすくパワーも申し分なし
高パフォーマンスの実力派な弟分



振ってみて、まず感じるのはバランスの良さ。293gのウェイトで、バランスポイントは33.0cmとトップヘビー。振りやすいがトップが重たすぎず、ヘッドが走る感覚がある。もともとBURNフラットビーム・シリーズは、錦織選手の要望もあって、柔らかな打球感となっているが、「BURN 100TOUR CV」は、ホールド感を感じながらも弾きがいいという両側面を感じさせるものだった。だから、フラット系で打てば、思った以上にボールが走るし、スピンもしっかりかかる。スライスもツーっと糸を引くように滑っていったのは印象的だった。そして、速いボール、深いボールでも球負けはしない。

ボレーに関しては、やはり5平方インチ分のアドバンテージを感じる。特に速いショットに対してはスイートエリアが広い分、安心して打つことができるし、扱いやすい。パワフルなショットも打てる。「BURN 95 CV」並みのパワーがありながら、使いやすさもある実力派の弟分だ。

そして、シリーズを象徴する「BURN 95 CV」だが、個人的にこのラケットは、最高の出来だと思っている。とにかくパワーがものすごいし、ググググと一度掴んで離すような独特の柔らかな打球感は病みつきになるもの。自分で打っておきながら、惚れ惚れする打球なのだが、正直なところ私のスキルではこれを持続できない。常にしっかりボールに入れる能力、常にしっかりスイングできる力という上級者に備わっているスキルが必要なのだ。「BURN 95J CV」は、もう少し軽くなり、ググググ→グググくらいに食いつきが少しライトになった感覚で打てる。フェイスの取り回しが良い分、こちらのほうが一般のプレイヤーは安定して、いいボールを打てるだろう。

私なら、どれを選ぶか? 単に一発のショットだけなら、「BURN 95 CV」を選ぶだろう。だが、試合をするとなれば話は別。扱いやすく、パワーもあり、さまざまなショットが打てる「BURN 100TOUR CV」をチョイスしたい。

一方、テニスクラシック(川)は、
「BURN 95 CV」に関して言うと、しっかり構えた時のスイングのしやすさでいうと、この3本の中で一番イイ! テイクバックしてからインパクト、フォロースルーと一気に加速させることができる。その振り心地はこのラケットしか味わえないと思う。ただ左右に振られたときに最後までスイングすることができなくなってしまい、少し難しく感じた。錦織選手が使うラケットとあって、どんなボールに対しても最高のスイングを必要とし、自分の実力やパワー、正確なスイングを考えると少しハードルが高い。現役バリバリの学生や実力に自信のある方にオススメ!



そういった部分をフォローしてくれるのが「BURN 95J CV」だろう。(「BURN 95 CV」との比較で)20g軽いのだが、振り切れなかった部分が振り切れるようになり、速いボールでもしっかり反応できるようになって、操作性は抜群だった。これぐらいの重さなら、女性でも問題なく使うことができるだろうし、ジュニアにもピッタリだと思う。実際に打ってみた感覚として、「BURN 95 CV」の食いつき、打感、飛びが残っていると思った。「BURN 95 CV」が難しいと感じたのならぜひ試してほしい。

そして、「BURN 100TOUR CV」はボールをつぶせる! ホールド感に優れていて、ボールの食いつきがすばらしく、打球感が気持ちイイ。フォアハンドをフラット系で打ってみたが、「今になってこんなボール打てるんだな~」と少しうれしくなった。そして「BURN 95 CV」より難しくないのが、「BURN 100TOUR CV」の良いところ。ストロークはもちろん、ボレーやサーブも打ちやすく、「BURN 95 CV」では対応できなかったボールにもしっかりスイングすることができる万能な一本だった。今では、ウイルソンラケットの代名詞とも言うカウンターベイルも搭載されており、余計な振動をなくして快適なテニスを可能にしてくれるはず!

BURN  100TOUR CV


BURN 100TOUR CV
¥35,000(税抜き)
フェイス面積: 100sq.inch
レングス: 27.25inch
Av.ウェイト: 293g
Av.バランス: 33.0cm
フレーム厚: 22.0mm
グリップ・サイズ:G1, G2, G3
ストリング・パターン:16x20
適正テンション: 50-60ポンド
※X2 ERGOグリップは、ショートパーツのみ内臓。

BURNフラットビーム・シリーズ


BURN 95 COUNTERVAIL
¥40,000(税抜き)

フェイス面積:95sq.inch
レングス:27.25inch
Av.ウェイト:309g
Av.バランス:32.5cm
フレーム厚:22.0mm
グリップ・サイズ:G2, G3
ストリング・パターン:16x20
適正テンション: 50-60ポンド



BURN 95J COUNTERVAIL
¥35,000(税抜き)

フェイス面積:95sq.inch
レングス:27.25inch
Av.ウェイト:289g
Av.バランス:34.0cm
フレーム厚:22.0mm
グリップ・サイズ:G2, G3
ストリング・パターン:16x20
適正テンション: 50-60ポンド


BURN 100 Team
¥28,000(税抜き)

フェイス面積:100sq.inch
レングス:27.0inch
Av.ウェイト:267g
Av.バランス:33.0cm
フレーム厚:22.0mm
グリップ・サイズ:G1, G2
ストリング・パターン:16x20
適正テンション: 48-58ポンド


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