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2020.01.31

ジュニア選手

【プチザスREPORT08】齋藤、小池ペアがベスト4進出!!

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齋藤、小池ペア

1月30日、世界最高峰のジュニア大会“プチザス”のダブルス準々決勝が行われ、齋藤咲良選手&小池愛菜選手ペアが第5シードをフルセットで破り、見事ベスト4入りを果たした。
対戦したのは、テニスヨーロッパの14歳以下ランキングで8位のアナスタシア・ファーマンと同18位のアンナ・バシュチェンコのウクライナ強豪ペア。

齋藤咲良選手

齋藤・小池ペアは第1セットを3-6で落とすと、第2セットも相手にリードを許し、流れをつかむことができない。そのまま4-5となるが、齋藤・小池ペアは集中力を切らさなかった。「リラックスしてプレーすることができた」(齋藤選手)という言葉どおり、ロブやポーチを増やして変化を加えると、相手のミスを誘い、土壇場でブレークに成功。スコアをイーブンに戻すと、6-5でもブレークして第2セットを7-5で奪い返した。


小池愛菜選手

勝負の10ポイントマッチタイブレーク、「リードすることができれば楽になる。集中することができた」と語った小池選手のストレートアタックにバシュチェンコがボレーミス。それを見た齋藤選手もストレートアタックでバシュチェンコを狙い、ボレーミスを引き出してリードを広げる。日本ペアはこのリードを保ち、10-6でベスト4進出を決めた。

「プレー自体はよくなかった」という齋藤選手は、「明日(準決勝)の相手は強いが、積極的に攻撃して流れをつかんで楽しくプレーできるように頑張りたい」と語った。また、試合を見守った松田隼十コーチは、「ストロークは2人の武器だが、それだけだとプレーの幅が限られてくる。もっとボレーでプレッシャーをかけてほしい」と課題を示唆した。
準決勝は、昨年の14歳以下国別対抗戦「ワールドジュニア 決勝大会」でチェコの優勝に貢献したニコラ・バルタンコワ/ブレンダ・フルヴィトワのペアと対戦する。難敵だが、勝てない相手ではないはず。2人の活躍から目が離せない。



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